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昆布締め、ねぎ和え、即席漬物〜「ちょい手間」で驚くうまさに

一番近いスーパーが深夜0時まで開いていてくれるので、電車で帰宅できる場合、ほぼスーパーに寄って帰ることができます。

遅い時間になると、なまものは売り切るために値引札が貼られてオトクなことが多いですが、遅くなりすぎて閉店間際になってしまうと、そもそも生鮮食品売り場にもお惣菜売り幅にもものが置いていない、ということになります。

この日は帆立の貝柱パックが残っており、セールでもないと三個か四個入りのパックで500円くらいと、ノータイムでカゴに入れるのは躊躇する価格帯ですが、タイミングよく半額札つきのをゲットできました。

朝炊いたご飯が半合程度残っていたので、酢飯にして帆立丼にしました。
ここでひと手間かけて、昆布締めに。深夜の時間帯ですが、料理は趣味なので、効率は求めていません。何かしら手を加えたい性分です。

[帆立貝柱の昆布締め丼]
・貝柱(3個)、昆布、ご飯、小葱、海苔、胡麻、すし酢、紅生姜

☆大振りな貝柱だったので、厚みを半分にカット。
だし用の昆布は料理酒で湿らせます。乾燥してパキパキの状態が、グネグネする程度になればOK。
昆布表面の水分を拭い、貝柱を並べます。昆布をケチって片面のみ。表裏に並べてラップで包み、冷蔵庫へ。

☆酢飯を用意します。今回は手軽に「すしのこ」を利用。炊飯ジャーで保温された状態のご飯を器によそい、「すしのこ」粉末を指定の分量加えます。
胡麻をまぶしてスタンバイ。

☆今回、帆立を昆布で締めていた時間は酢飯の準備をし、他の雑用を片付けている間の30分程度。
漬けたあとの昆布は、ハサミでチョキチョキ刻んで容器に入れておき、あとでさっと煮て副菜の足しに。さほどの面積を使わなかったときは、だしがらとして捨ててしまうことも。
昆布はここまでで十分に働いてくれたわけなので。「フードロス」に神経質になりすぎなくて良いでしょう。

☆胡麻を混ぜた酢飯を器に盛り、小葱と海苔を散らします。
昆布から剥がした貝柱を並べ、刻み生姜があったのでそれもトッピング。

写真を撮ったのち、あ、醤油欲しいわ、と思い、山葵醤油を用意し、貝柱をちょんちょん、と山葵醤油につけながらいただきました。

また、あるときはタコ足のパックが手頃だったので、実家の定番だった「ネギタコ」にして楽しみました。

ネギタコは我が家伝統のメニュー

[秘伝のネギタコ]
・タコ、葱、醤油、味の素、砂糖

☆タコは細かめにカット。少しずついただいて長く楽しみたいので。
葱は普通の白ネギ。みじん切りにします。
ネギをみじん切りにする方法は、今は蛇腹に包丁を入れてから小口切りにしています。
安いときに2本入り袋を買い、いっぺんにみじん切りにして、タッパーウェアとさジップロックの容器に入れて常備しています。
青い小葱はかっとしてあるパック入りのを買います。用途に応じて、白ネギと青ネギを使い分け。
葱は好きなので白青どちらも重宝します。

味の素をドババっとかけて、醤油をお好みの量加えたら出来上がりなのですが、ほんの少し砂糖を加えると、味に厚みが出ます。入れ過ぎには注意。

ごぼうの煮付けもありますね。
たまに腸内環境(と、かっこよく言いましたが便通の調子です)を調えるために、ごぼうを買ってきます。
料理酒とに梅干しを加えてコトコト煮た「ごぼうの梅煮」にすることが多いですが、この日は梅干しを切らしていて、普通に下茹でしたあと、みりんと醤油で煮付けたと思います。

帆立貝柱にしろタコにしろ、スーパーで買ってきたまま、山葵醤油とかでいただいても、普通に美味しいと思いますが、ちょっとひと手間加えることで、一気に「料理」になります。
そして、自分で作った補正も加わって、そのままいただくより、格段に美味しく感じるものです。

料理します、けっこう自炊しています、というと、凝った料理を作るんだろうな、と想像されることが多いですが、こんな感じで、「ちょっとひと手間加えた」くらいのがほとんどです。

ハレのときには、仕込みから頑張って凝った料理もいいでしょう。
でも料理好きとしては、ちょこちょこと「ひと手間」かけるのが、日々の喜びなのです。

スーパーで食材を見て、家にある食材や調味料を思い浮かべながら、料理のイメージを練る。そうして買ったものを、臨機応変にアレンジしながら料理してみる、それを食べてみて、またあれこれ考える。
そんな日常がたまらなく楽しいです。

明日(もう今日か)は朝から出掛けるので、パパっと用意する朝食の構想を既に練ってあります。

☆キャベツの千切りが半袋あるので、スプラウトを乗せて簡易サラダに。
☆ウインナーがあるので、それを炒めて、あとは目玉焼きか。
☆主食はパン。スーパーのお惣菜パンを購入済み。
☆時間に余裕があればオニスラも。カフェオレは冷蔵庫にスタンバイ。

こんな感じ。
もちろん気分で予定変更したり。

これからも、そんな日常をアップしていきます。

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