【不可抗力の不幸】

2023年後半は、自分では逃れられない度重なる不幸の連続だった。

7月末に沖縄に行った。

沖縄初日は、天候に恵まれ快晴だったが、2日目に台風直撃。
台風通過後、晴れると思いきやまさかのブーメランで台風6号が再度直撃。

これでは終わらず空港閉鎖で4泊が8泊となった。

ホテルの部屋のトイレに入ると便器の真上の天井から長い髪の毛が垂れているのを僕が発見した。
気持ち悪いと言うより気味が悪い思いをした。

どうやったら高い天井に毛が付着したのか疑問だった。
これが不幸の始まりではないかと勘ぐった。

そして、風呂上がりの脱衣所での骨折で入院。

入院中に漏水に遭い、住まいを失った。

奇妙にもすべて、水にまつわる不幸だ。

よく言われたのは、「厄年じゃないの?」だった。

でも厄年は、10年ちょっと前に終わっている。

10年以上経って厄がやって来たのか?

早く退院し厄払いに行きたいと思った。

漏水の話に戻すと・・・

天井が落ちる

上の階からの水漏れが何処から漏れ出しているか原因が特定できていないようだった。

妹の話だと水漏れを起こした張本人は、1度見に来て酷いわねと言ったきりで謝りもしなかったと言う。

どんな人かと聞くと70代のばーさんだと言っていた。
途轍もなく感じが悪いとも言っていた。

普通なら「すいません。」の一言があって良いはずなのにと憤慨していた。

この先、妹におんぶにだっこ状態で妹が疲弊していく。
本当に申し訳ないと思う。

が、まだまだ地獄の門をくぐったばかりである。

つづく

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