綴る
書くということは、エネルギーがいる。
僕は、筆不精だ。
日記も3日ともたない。
書こうとするきっかけは、心が叫んだ時だと思う。
叫んだ時は、爆発的なエネルギーによって筆が走る。
しかし、一瞬だけ。花火のようだ。
これが3日坊主の正体だと思う。
一段落した今は、ガス欠状態だ。
書き綴りたい気持ちはあるが気持ちがついてこない。
でも書いている。とても裏腹だ。
今回、色々書き綴ってこれたのは、マグマのように溢れた感情があったからだと思う。
心を綴るとは、不思議なものだ。
喜怒哀楽・・・その他の感情を綴るうちに、気持ちが軽くなり、心が開放される。
自分の中の思いを文字にしながら、悲しくなり泣きながら綴ったり・・・
楽しい事を文字にしながら笑ったり、またはイライラしたり怒ったり・・・
新しい自分の発見だった。
感情をむき出し、さらけ出す事に、とても抵抗感があった。
が、今はない。
誰が読むかわからないし、読み手がどう感じるかわからないが、文章の中の僕も等身大の自分でいたい。
僕も歳をとったのだろう。
最近、時の流れをさかのぼり、記憶の断片を残したい気持ちが芽生えてきた。
生きてきた証を少しずつ綴りたい。
そんな気持ちが
今、筆を走らせている。