先輩看護師に教わったこと
こんにちは。하늘(hanulo0)です。
みなさんのまわりに憧れの先輩はいますか?
私は当時1年目で大学病院に就職し
その時にコーチとしてついてもらった先輩が
憧れの存在です。
それはクリニックに転職した今でも
変わらないです。
先輩は当時15年目のいわゆるベテラン看護師で、小学生のお子さんがいました。
ママさんだから時短勤務で夜勤はしていませんでしたが同じ病棟勤務でした。
みんなと1時間遅れで出勤し、みんなよりも早く仕事を終わらせて帰るスーパー看護師。
とにかく仕事が早い。
そして医師並みに知識があって
判断力もずば抜けてる。
それでいてリーダー業務もこなしているから
本当にすごい。
この人が病棟にいればそれだけで安心でした。
そんな憧れの先輩に教えてもらったこと。
ホウレンソウ
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)です。
まず、新人看護師は何が正常で何が異常なのかの判断ができないから、些細なことでも構わないからホウレンソウはしっかりするようにと教えられました。
基本的なことかもしれませんが、
患者さんの病態に関わることは必ずホウレンソウするようにしていました。
何かあったら受け持ち看護師とリーダー看護師の責任になってしまいます。
アセスメント
ホウレンソウの次の段階です。
その報告した内容について何が問題だと思うかということです。
ただ状況を報告するだけなら誰でもできます。
医学的な知識がないとアセスメントはできません。
基本的な病態生理、周術期の身体の回復などを踏まえて出血量が多い、少ないなど判断し医師に報告しなくてはなりません。
常に緊張感があるなかでこのような判断を
繰り返していくことによって看護師として
成長していくと学びました。
先輩だったらどう判断し行動するか
常に考えて行動するようにしていました。
私はこのアセスメントが苦手で何度も先輩に「浅い!」と言われたのを思い出します(;_:)
振り返り
日々の業務をこなす中で、忙しくてそのままになってしまったことや失敗したと思ったこと、そのほかインシデントを起こしてしまったときなど、1日の終わりに振り返りを自分の中できちんとしておくということです。
何がいけなかったのか、もっとこうしたらよかったとか、これは優先順位が間違っていたなど1日の振り返りをして同じようなミスは繰り返さないようにするということです。
初めてインシデントを起こして落ち込んでいるとき、先輩がインシデントレポートの書き方を教えてくれました。
こういうのは振り返り用だから淡々と書くものだと。看護師何年もやっていたらこういうのは何回も書くことになる。
私だってもう何回も書いてるよと聞いたときには、先輩でもミスすることあるんだなって思ったことを覚えています。
最後に
先輩は私のコーチだったので特によく面倒を見てもらっていました。
同期からは
私のお母さんと言われていました(笑)
本当によく可愛がってもらったと思います。
コーチは1年間の任期だったのですが、
その後も同じ病棟で働いていたので3年経っても先輩との関係は変わらなかったです。
そんな先輩が当時2年目だった私たちに
「あんたたちまとめて全員私についてきなさい」と言ってくれました。
本当にかっこいい憧れの先輩です。
なんだか懐かしいです。
私が結婚し退職するとき
先輩も外来に異動することが
決まっていました。
退職後は連絡を取っていないのでわかりませんが、きっと先輩のことだからバリバリ外来でも働いているんだろうなと思います。
あんなにできる看護師は
後にも先にもいないだろうなって思います。
憧れの存在として看護師として
道しるべをしてくれた先輩に
今も感謝しています。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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