貧乏の方が幸せじゃん
そう思って疑わないまま生きてきた。
両親の口癖は
「うちは貧乏だから」であった。
だが僕は常に幸せである。
貧乏ってなんだっけ?
自分は本当に貧乏なのか?
そう思った
周りの生活を聞くと知らない生活で溢れていた。
衝撃だったのは
中学一年生、友達の家に泊まりに行った時だった。
皆でご飯を食べ終わって談笑していると
急に停電が起きた。
僕の家もコタツを付けると停電が起きていたので驚きもしない。
実家では僕がブレーカーを上げる役だったので、ブレーカーをあげようと反射的に席を立つ。
そうすると奥から明かりが出てきた。
人生で初めて目にした誕生日ケーキだった。
電気が急に落ちるのは停電以外でも起こり得るのかとこの時知った。
家族にそんな文化があるのかとその時の感動は忘れられない。
その話を両親にする
「ねえねえ、誕生日ケーキって知ってる?」
そう僕が伝えた時の両親の表情は今でも脳裏に焼き付いている。
漫画であれば確実に『ギクッ』の効果音が付いていたことだろう。
両親は
「あ〜!もちろん!今年からやろうと思ってたよ!」
その年から誕生日には
セブンイレブンのチョコロールケーキとロウソクが来るようになった。
今でも僕の好物になっている。
貧乏エピソードは挙げればキリがないことに気付くが本題はここではない。
誰の人生でも歩めるなら
誰の人生でも歩めるなら誰の人生を歩んでみたいですか?
僕は迷わず僕の人生を選びます
人生の幸福度に
お金は関係ない。
これからは僕が大人になって
一人をたくさんの愛情で包む番。
僕の両親がそうであったように
お金で幸せを作るのではなく
あったらラッキーくらいで
お金に頼らない幸せを提供できたら嬉しいな。
お金が無いと
離れていく友人が居た
優しくしてくれる友人が居た
貧乏と知って気にした素振りも無く
注文したメニューを平気でシェアしてくれる友人。
ゲームセンターでの貴重なメダルを分けて一緒に遊ばせてくれた友人。
貧乏イジリをされた時に庇ってくれる友人。
挙げればキリがないが、
何が言いたいのかと言うと
僕は友達に恵まれている。
何もせずとも損得勘定をせず集まってくる良い人しか周りに居なかった。
友達が学校1多いと自負している僕には
成人式の幹事をやったり、僕しか知らない友人の連絡先を広める役に回ったり、全員の相談役などになっていた。
それは僕が優しくされたから皆に優しく出来たから生まれたものだと思う。
僕は恵まれた環境で育てられた。
三部 暖 (みべ はんと)
一目惚れを経て中学一年生から7年間交際▷破局
高校一年生から長期インターンを始め営業成績1位
並行して個人事業主として高校二年生の秋に1,600万円を稼ぐが、詐欺に遭い借金600万円の生活に
貧乏生活。
父ちゃんがバレただけで27回の浮気をして離婚。
貧乏になったのは浮気相手4人に賃貸契約をしていた。
漫画が大好き|食べるの大好き|反骨精神
家族大好き|わんころ飼ってます🐶|仕事が趣味
人と話してたい|人の幸せが自分の幸せ
▷ 会社HP
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