ワールドカップから学ぶ?金融市場のアノマリーとは?
日本代表の勝利で、今日は仕事が手につかなかったサッカーファンも多いのではないでしょうか?
今回の日本代表は、ドイツ戦スペイン戦ともに前半0-1とビハインドながら後半に逆転しました。
サッカーキングさんの記事によると、グループステージで2度も前半のビハインドから逆転勝ちを収めたのは、今回の日本を含めて3チームだけだそうです。
他の2チームは、1938年ブラジルと1970年の西ドイツ。両チームともに3位になったそうです。過去のたくさんの試合から、このような経験則を見出されたサッカーキングさんには頭が下がります。まさにブラボーです!
選手はもっと上を目指されているかもしれませんが、このような事実を知ると今回の日本も3位になれそうな気がしてきませんか??
このように、経験則から法則が見出されるのはワールドカップだけではなく、金融市場においても日々の値動きから見出される法則があります。このように、理論的根拠があるわけではないものの、比較的よく当たる相場での経験則のことを「アノマリー」といいます。
ドル円相場のの12月のアノマリーは、「荒れやすい」。一年の中でも値動きが大きくなりやすい月だと言われています。そして、外国人投資家のクリスマス休暇があることから、ポジション調整が行われて12月後半は相場が動きにくいとも言われています。
あくまでも経験則から言われていることであり、理論的な根拠もありませんが、アノマリーに沿って投資を行う投資手法もあるようです。これは、上述の経験則から”日本が3位になる”と思った方と同じで、”過去にそうだった”ということが人々をそうなることを期待させる効果があるのでしょうね。
今日の為替相場は上値が重く円高に動き134円台に突入しました。17時現在は、134円40銭後半で動いています。
今朝の記事に記述した通り、今日はアメリカの失業率など雇用関係の指標が発表さされます。ワールドカップとともに市場の動きにも要注目ですね!
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