なにもしない日
なにもしない日が時々訪れる。
なにもしなくていい日というわけじゃなくて、
やることがない日というわけでもなくて、
なにもできない日。
起き上がって、周りを見渡して、端末開いて、時計を見て、心が急に重くなって。
そのまま。
ベッドから起き上がることさえできない日もある。
怠けてるだけと言われたことがある。
そんなつもりは無い。
むしろやらなきゃいけないことを見送るのに罪悪感はいっぱいで、どうしようもなくて泣きたくなる。
なんでなにもできないのかもわからなくて。
消えたくなる。
気がついたら夜になっている。
家族が帰ってくる。
心の中はごめんなさいでいっぱいなんだ。
そんな顔をして、こっちを見ないで。
明日は、きっと、いつも通りに戻ってるから。
夜は、、、、夜の間なら、