最近読んだ飯テロな二冊~2020/5/16
こんにちは。羽音です。
趣味が読書という割にはあんまり難しい本は読まないのですが、そろそろ溜まってきた読了本を押入れに片付けるので、(ドナドナの予定もある)その前に感想を書いておこうと思いまーす。
一冊目はこちら。
パティシエールが主人公のお話です。出てくるお菓子が実に美味しそう。主人公が働く祖父のお店を舞台に、店を訪れる人々は実は様々な事情を抱えていて…というストーリー。
お菓子がその事情を解く役割をしていて、そこがよかったです。連作短編集で、お話ごとに語り手が変わりますが、思っていたより集中して読めたなあ。そうそう、シュークリームが食べたくなりました。パリパリもしんなりも両方!
二冊目はこちら。
巻数字がついていますが、内容は大体同じなので、どの巻からも読めると思います。今回の舞台は立ち呑み酒屋。語り手の国会議員秘書が通う、立ち呑み酒屋にコワモテの新店長が現れて…という感じのお話。
秘書のお仕事シーンと立ち呑み屋シーンでは、話のトーンが違います。そのせいか、立ち呑み屋ではほんわかする感じでした。出てくるおつまみが、カンタンそうで美味しそう。食べてみたいなあと思ったのはビステッカかな。
このシリーズは大体語り手が今のどうにもならない世界から、新しい世界へと旅立つパターンが多いのですが、この語り手は最後は何になるのかな?と思います。ネタバレしちゃいますが、結局失職しちゃうしね。
次は何読もうかな~♫