#5鳥取の海へ
2週間ぶりにサーフィンにやってきました。
先日読んだネットの記事に「サーフィンは2〜3年続けないと上達は難しい」「ボードの上に立てなくても、1日に2〜30回はうつ伏せになったまま、波の乗ることが必要」などと書かれていました。まだまだ長い道のりです。
行く前にボードとウェアを借りるために、いつものショップに連絡したところ、「北西の風なので鳥取の船磯というポイントがいいと思います」とのことでした。風や天候によってポイントも変わるわけですね。
到着するや否や、いきなり「あられ」が降り注ぎます。船磯流の歓迎でしょうか。前回が雨だったので、特に天候は気になりませんでした。ただ、氷の粒が少し大きめで痛かったぐらいです。
午前9時からはじめましたが、風が強く、波も高めで沖に出ることがなかなかできません。ただ今日は足が付く場所から2〜30回うつ伏せでボードに乗ろうと決めていました。雨と風と波に翻弄されながら2時間程度はやって一度上がることにしました。成果という成果はありませんでした。
午前中で帰ろうかと思いましたが、寒くてウェットスーツを着たまま、車の運転席で横になりました。お腹も少し空いていたので食べると爆睡でした。
起きると午後1時半でした。ちょうど太陽が顔をのぞかせてくれていました。このまま帰ろうと思いましたが、沖を見ると15人程度のサーファーが沖にいました。もう少しやってみようかと思い、海に出ることにしました。
ただ、防波堤のキワキワを進まなくては行けないようです。
最初は防波堤にぶつかるのではと思っていましたが、先輩サーファーがスイスイと際を進みます。見様見真似でやってみたところ、少し苦労はしたものの皆さんのいるところに到着することができました。
みなさんがいる場所は波が落ち着いていました。そこで先輩サーファーらは獲物を狙うチーターのように、じっと波の様子を観察していました。僕は皆さんの邪魔にならないか心配でした。
ただ、みなさんがいる場所は、じっとしておけばそれほど体力的にはきつくありません。ただ、みなさんの邪魔にならないところにいるかという精神的負担はありました。
ただ、この場所では今までにない楽しさがありました。自分が狙った波が来れば上手く行けば乗ることができます。ただ、ボードの上にはなかなか立てませんでした。砂浜まで流されては最初の位置に歩いて戻って、キワキワをパドルする・・・その繰り返しです。けれども今までにない楽しさがありました。波に乗ることの楽しさ、さらにはそのポイントまでいかに効率よく行くか。力を温存できるか。それらすべてが必要ですね。先輩サーファーらはいかに力を温存してポイントまで行くかを知っていました。
結局今回もボードの上にはほとんど立てませんでしたが、午後4時頃まで遊びました。初めてですね、こんなに長くいたのは。
サーフショップに戻ったのは夕方18時半でした。ちょっと前から決めていたことですが、ウェットスーツを購入することにしました。9日までのキャンペーンでオーダー料無料、10%値引きということでした。
ショップではパンツ一丁で20箇所ぐらいを計測してもらいました。さすがフルオーダー。首の部分はきつくならないよう、それでいてフィットするよう何度の図り直しました。新しいスーツはGW前に早ければできるそうです。
とにかく続けることがサーフィンの目標です。サーフィンしている間は「無」の時間が続きます。人生観とか仕事に活かせるとか、そんな小手先なことではなく、今ここに集中する、それだけが重要なスポーツです。