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休むことも大切で必要。

仕事、子育て、旅行、家事、趣味、勉強。目まぐるしく過ぎていく日々の中で、時々キャパオーバーで思考停止になってしまう。

別に、ゆったりと、できる範囲でやればいいのだけれど、どうにも色々な方向に興味が行きがちの私は、どんどん手を出してしまい、抱えきれなくなりがちだ。

朝6時に家を出て、19時過ぎに帰る。子供達がわーわーやってきて、勉強見てだの、こんなことがあっただの、一緒に遊ぼうだの言ってくるが、まずは夕食を作らなくてはならない。

食べながら、子供は皆で話しかけてくるので、適当に相槌を打ちながら、仕事中に返せなかったLINEの返事をしたり、調整をしたりしている。しっかり話を聞きたいと思うけど、なかなか時間がない。

子供を寝かして、21時頃からは、オンラインのヨガか仕事関係のセミナーか、外国語の語学交流をしている。毎日。終わると23時で、朝5時に起きるためにはもう寝なければいけない。

読んでいない本も山程あるし、大好きな韓国ドラマも観たいし、やりかけの刺繍が部屋の隅に置いてある。やりたいことが、抱えきれず、手の中からボロボロと零れ落ちているような感覚だ。

休みの日は、子供と遊びに出かけるし、買い物にも行かなきゃならないし、家が汚いなぁとは思うけれど、物理的に掃除や片付けをする時間がとれない。

…書いていて改めて思ったけれど、詰め込み過ぎのきらいがある。

対照的に、私の夫は無理をしない。家に仕事は持ち込まず、毎日ビールを飲みながら、何ともなしにテレビをつけ流している。そのまま疲れて寝てしまうこともあるけれど、気にしない。休みの日は、自然に目が覚めるまで寝ている。気楽に見える反面、やりたいことはないのかとも思う。これぞ、性分というやつか。

こんな日々なので、時々風船が萎むように、急激にエネルギーが落ちる日がある。眠くて仕方ないし、そんな日は予定をキャンセルして、とにかく早く寝る。

昨日はそんな日だった。

今やっていることに何の意味もないような気がして、急に何もしたくなくなった。睡眠不足もあったと思う。

ぼーっとしながら、「心を病んでしまうって、紙一重かもな」と感じた。

忙しくしているうちはアドレナリンが出ていて、眠らなくても身体が疲れていても気力だけで出来てしまうような気がする。仕事のタスクが山程あれば、ハイになってこなしてしまうのかも。実際、午前2時まで働いて、その日の8時半に出勤するような日々を数ヶ月も続けて、心や身体を病んでしまった同僚を何人も知っている。

基本的に元気で体力もあって、自分の能力を信じている人ほど、危険な状態に気づけないのかもしれない。小さな不調を繰り返している人の方が病気に気づきやすく、無理しないので、結果長生きする、みたいに。

誰でも多かれ少なかれ、全部放り出してゆっくり休みたいと思うときがあるだろう。そんなサインにきちんと気づいて、休憩をとらなきゃな、と感じた日でした。

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