憧れと目標。
"ミュージカルと高橋優さんが好き"
そんな共通点から話が弾んで仲良くなったさわちゃん。
人と話すことが苦手な私がすんなりとさわちゃんの懐に入っていけたのは常に優しくて朗らかなオーラを纏っていたからだと思う。
そんなさわちゃんに私は兼ねてから"いつかお芝居がやりたい"と言っていた。"いつか一緒にやりたいね"と他愛のない会話をしていたのを鮮明に覚えている。
その言葉をずっと覚えていてくれたさわちゃんは去年からスタートしたたりほん舞台に声をかけてくれた。そして念願叶って今年2月の朗読劇で初めてのお芝居にトライすることになった。
お芝居のことは何も知らない私にいつも優しく教えてくれて、マンツーマン稽古もしてくれた。なかなか掴めなかった長台詞のシーンも私が理解しやすいように噛み砕いて教えてくれた。
"初めてのお芝居だから楽しんでほしい"
そう言ってくれた言葉通り、初めて立った舞台は本当に楽しくて幸せな時間だった。
初舞台から半年後、再び朗読劇に参加。
今までになかった可愛らしい双子のロボット役を渡してくれた。(脚本を書く段階で当て書きしてくれたそう)
稽古に行くこと自体が辛くなってしまった時もずっと優しく声をかけてくれた。プライベートの話も沢山聞いてくれた。
私にとって8月の舞台は自分自身が前を向く大きなきっかけになって、ずっと言葉にできなかったことを伝える勇気をもらった舞台だった。
私はずっと"表現の世界で生きる''ことが夢だった。音楽とお芝居、どちらの世界でも認めてもらえる人になることが私の理想で、その理想を一番近くで叶えているのがさわちゃんだった。
8月舞台を終えて、"さわちゃんみたいになりたい、私も背中を追いかけたい"って思いが強くなった。これまで"夢"と言っていた表現の世界で生きることが絶対に叶えたい"目標"に変わって、その目標を叶えるための第1歩を先日やっと踏み出すことが出来た。
今の私が前向きに生きていられるのも、挫折せずに目標を追いかけようと前に1歩踏み出せたのも、表現者として常に先頭に立って走り続けるさわちゃんの姿があるからなのだと痛感している。
音楽始めて3年、お芝居始めて半年。
人付き合いが苦手な私が沢山の人と出会って見つけた大きな憧れと目標。
まだまだ目標までは果てしなく遠いけれど、いつの日か"目標が叶ったね!"とお互いに笑い合えるように頑張りたい。
こんな私に大きな目標を持たせてくれてどうもありがとう。
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