易疲労感。
SLEの主症状のひとつに、『易疲労感』というのがある。読んで字のごとく『疲れやすい』ということだ。
なぁんだ、そんなもの。
と、思われる症状だと思う。だって誰しも動けば疲れるし、その疲れに対して何処で折り合いをつけるかってことだもの。自分に甘い人間か、キビシイ人間かの違いみたいに取られかねないトコだと思う。
でも、この症状って単純だからこその根深さがある。
疲れによって引き起こされる変化は
・集中力の低下
・興味の希薄化
・運動性の低下
がわたしにとっては大きな問題。
ひとことで言えば、『何もかもが億劫になる』だけれど、これが仕事中や運転中、移動中に直面するとたまんない。
私生活中の出来事なら、横になったりできるけれど、仕事中はそうはいかない。
早退も欠勤も出来ない時って多いし、その場で横になることもできない。
精神力で対処して踏ん張るしかない。
病気のせいで集中力が〜
だなんて言えない。
そんなことし始めたら、それが事実であっても、結局自分の信用にケチがついていく。
こんな時、とても悔しいというか、恨めしいというか、憤り…でもないし、なんと言うんだろう。このモヤモヤした気持ちは。とてもやりきれない気分になる。
そして、勤務中に溜まりった疲労を、休日中布団の中で過ごすことでどうにかやり込めている。偶に銭湯や岩盤浴にも行く。
偶にはわたしも、どこかへ疲れることなく出かけたい。