テレワーク ITツール以外に必要なものは?
答えは、就業規則の変更と人事評価の見直しです。
テレワークに必要なITツール
当然、カメラ付きパソコンやスマホ、タブレット等は言うまでもありませんね。
他にはZoomなどが代表されるTV会議システムの運用、グリーンバックの布やカーテン、マイク付きイヤホンなど。
そうそう、以外に必要なものとして高感度マイクですね。
テレワーク中に相手の音声が聞こえづらいのは困りものですからね。
また情報共有のための社内チャットや、データー共有のためのクラウドファイルサーバーなど。会社としてのクラウド投資も必要になります。
そしてタイムカードの代わりのクラウド勤怠管理システム。
その他労務管理のデジタル化なども求められますね。
なぜ、ITツール以外に就業規則の変更と人事評価の見直しが必要?
では、ITツール以外に就業規則の変更と人事評価の見直しがなぜ必要なのでしょうか?
当然、就業規則には就業場所が定められているので社員の自宅やレンタルオフィスなど定め直す必要がありますね。近くの喫茶店などはどう規定するのでしょうね。その辺りは社労士さんにご相談ください。
そして人事評価の見直しです。
テレワークで仕事をするとなると時間の管理方法が変わりますよね。
基本的に顔が見えないところでの仕事になりますから、今までのようにその場で逐次アドバイスや、小さな確認も出来なくなります。
このように仕事の仕方が変わると、当然評価の仕方も変わる必要があります。具体的には小さな目標設定とそれに対する出来たか出来なかったのかの評価の繰り返しです。そしてそれらをどのように給与査定に結びつけていくのかが、また次の課題となります。
このようにきめ細かく評価できる体制が出来ていないと、慣れないテレワークで頑張っているのに、「認められない」「認めてくれない」「適正な評価を受けていない」それなら「頑張っても頑張らなくても同じなのだから、それなりでいいや!」とエンゲージメントが次第に無くなってきます。
こんなことで会社の絆が崩れるようなことになれば、本当に大変もったいないことですよね。
テレワークは人事の管理やケアーも同時に必要です。
雇わない経営
せっかく貢献度の高い社員なのに、テレワークで失うことが無いように気をつけましょう。
参考になれば嬉しいです。