2月27日。Pokémon Dayの思い出
このタグを見つけたとき、実はちょっと泣いた。
わたしは病院にいて、身体も重くて、さあこのあとどうしよう、
どうしようもできないかもしれない、と思っていたところだった。
ポケモンへの愛を語る
このお題が、2022年2月25日、その日に誕生したことに泣いた。
「ポケモン」という言葉を、ほとんどの人が聞いたことがあるような世の中になって
ということは、ポケモンに関するおめでたいこととか、ゲームに関する新作発表・発売、アニメや映画の情報もたくさんあるのだけれど、
「Pokémon Day」を狙ってくるとは…
ちなみに、世界一売れてる”キャラもの”って、ポケモンだって知ってましたか?
1.「Pokémon Day」とは
ポケモン最初のゲームソフト「ポケットモンスター赤・緑」は1996年2月27日に発売されました。
株式会社ポケモンは2月27日を「Pokémon Day」と定め、27日向けて多数のイベントや発表を行ってきました。
日本記念日協会に認定された日だそうです。めでたい!
数多な情報が飛び交う中、「27日当日に何かあるのでは?」と期待していましたが、
27日の23時から、YouTubeのプレミアム配信があることが発表されました。どきどき!
2.わたしの涙の理由
2-1. あのころのWWDC
わたしは、10年と少し前のことを思い出していました。
ポケモンの話…ではないんですが、少し聞いてください。
それは、世の中にiPhoneが登場するかしないか、それくらいの時期だったと思います。
わたしは芸術学部という名前の学部に進学して、実際は軽音部で遊び呆けていました。
当時使っていたパソコンが壊れてしまい、「新しいパソコン買うならMacかな〜。なんか芸術畑はMacがいいって言うし」という理由で、MacBookを購入しました。
白いカーボンのモデル、もう廃盤になったあの懐かしいMacBookです。
Macにハマったのはわたしではなく、当時の恋人でした。
彼はiPhoneの初代モデルを購入し、自分でもMacBookを購入しました。
彼は知識欲の塊であり、恐れを知りません。
「どうせ」なんて絶対に言わない人です。
Macについても興味を持ち、ぐんぐんと知識をつけていきました。
行き着く先もちろん、WWDC。
Apple社による、新作発表会でした。
いまでこそ、このイベントのことを知っている人は多いかもしれません。
ただ、当時はiPhoneを持っている人も少なく、インターネットの利用方法はパソコンが主流。
世の中のSNSはmixiが主流、そんな時代です。
わたしたちは深夜に、GizmodoやGIGAZINEなどのメディアサイトが発表する情報を漁りました。
そして、新作のiPhone、iPad、Macの発売をドキドキしながら見守ってきたのです。
2-2.「One more thing」のときめき
「One more thing」
スティーブ・ジョブズのあの言葉が聞けないことが、寂しくてたまりません。
いろんな発表をしたあと、彼は最後にいちばん大きな発表を、この言葉と共に落とすのです。
「そしてもうひとつ」
おまけみたいに、平然な顔をして取り出す爆弾に、わたしたちは歓喜する。
あのときはずいぶん少なかったAppleファンと共に味わった歓喜を
いま、愛するポケモンというコンテンツで
世界中の人と共有できる。
こんな嬉しいことがあるでしょうか。
そしてそれが、note公式のお題になった。
わたしは、ポケモンへの愛を語る。
誰かの語った愛を受け取る。
27周年を迎えるポケモンが、これからも多くの人に愛されますように。
わたしは願っています。
たくさんの世代の人に愛されて、
わたしが死んだあとも、ピカチュウがたくさんの人を笑顔にしていますように。
3.今回の「Pokémon Day」
友達は第9世代と呼ばれる完全新作を期待していましたが、
第8世代の発売もまだ記憶に新しい今日このごろ。
世間を騒がせた新作「レジェンズ・アルセウス」が発売したのは先月です。
今回、発表されたら嬉しいなと思っていたことは
この2点でしたが、いやさすがに
さすがに、アルセウス出たばっかりだしね!
どっちもないな、と思っていましたが。
どっちもありました!!!
正確には、「レジェンズ・アルセウス」の無料アップデートの発表。
そして、第9世代の発表。
それも、2022年中の発売が予定されているとのこと!!!
ありがとうポケモン。愛してる。
どっちもないと思っていた。
最高の「One more thing」だった。
「じゃ、最後に動画いっこ流すね〜」みたいなテンションで発表されたのが第9世代でした。
泣いた。
息が止まった。
ありがとうポケモン。
「わたし生きる」とすべてのポケモンファンが強く思ったはずです。断言する。間違いない。
4.ようこそ、ポケモンの世界へ
興奮も冷めやらぬまま、「Pokémon Day」新作発表を見終わったまま、この文章を書いているわたしですが
「ポケモン好きの友人たち」の中では、いちばんポケモンに詳しくないです。
正直、第1世代と言われる、「赤・緑」やってないです。
わたしがポケモンと出会ったのは、第2世代「金・銀」でした。
第7世代以降はプレイしていますが、3〜5世代は全然やってないです。
ただ、なぜか
ポケモンのアニメが好きで、ここ数年ずっと見ています。
子供の頃もそうだったのかな?
ポケモンのアニメが始まったとき、わたしは主人公のサトシと同じ10歳だったと記憶しています。
それで、なんだか親近感あったんだよね。
だから、周りと比べると、わたしはぜんぜん詳しくない。
第9世代の発表により、また本気でポケモンを戦わせるトレーナーたちのバトルも賑わってくるでしょう。
わたしはポケモンを愛で、たのしく冒険したいタイプなので、バトルには参加しません。
それでも、ポケモンが好きです。
頑張りたいところには、ポケモンを置いています。
自室のデスク、会社のデスク、ピアノの上。
定期的にポケモンセンター(公式ショップ)に行かないと窒息します。
安らぎたいところにもポケモンを置いてますね…
ソファーの上も、ベッドの上も。
近年のゲームは、かつてより難易度もぐんと下がったというか、
ゲームが不慣れな人でも楽しく遊べるようにバランス調整されていると思います。
むかしは、「上手い人じゃないとクリアできない、先に進めない」っていう現象があって、わたしはかなりつまづきましたが、
いまぜんぜん、そんなこともない。
だからどうか、
あなたもポケモンの世界に、遊びに来てください。
べつに詳しくなくていいです。
最初の151匹しか知らない、それすらわからなくても大丈夫です。
第9世代で新しく登場するポケモンのことを、わたしたちはまだ誰も知りません。
また、新しいポケモンを知るときめきに、わたしたちは出会うことができるのです!
このポケモン、何に進化するんだろう。っていう、あの感動にまた会える。
もし、ここへたどり着いてくれたあなたが少しでもポケモンに興味を持ってもらえたら。
どこかの店頭に並んでいるピカチュウを見て、笑顔になってもらえたならば。
ポケモンがそうなったら嬉しいけど、そうじゃなくても
「そういえば自分にも、生きる意味あったな」みたいな、推しの存在を再確認してもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
わたしはこれから何度も新作の映像を見て、ニヤケ面で過ごします。
だからどうか、心配しないでください。
ポケモンがいる限り、わたしは自分のことも大切に生きてゆきます。
※ポケモン第9世代の情報。一緒にどきどきしましょう!
※「レジェンズ・アルセウス」無料アップデート
※その他の情報は、「Pokémon Day」公式サイトへ!
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