小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」成分を含むサプリメントを巡り、厚生労働省は9日、サプリとの関連が疑われる5人の死亡例について、3人に前立腺がんなどの既往歴があったことを明らかにした。また、日本腎臓学会が会員の医師を対象とした調査で、95人の症例報告があり、大半の患者に腎臓の尿細管の機能が低下する「ファンコニー症候群」の疑いがあったという。
厚労省によると同社から亡くなった5人について報告があった。年代は70代3人、90代1人、不明が1人。性別は女性が3人、男性が2人。5人の死因は不明だが、3人には既往歴があり、1人目は前立腺がん、2人目は悪性リンパ腫、3人目は高血圧、高脂血症、リウマチだった。残り2人は不明という。
また、学会が実施する症例調査の4日時点の中間報告によると、患者95人のうち、男性が29人、女性が66人。50代が43人と最多で、サプリの顧客属性と同じ傾向という。
初診は昨年12月~今年3月に集中し、半数以上の症例で倦怠感や尿の異常などを訴え、体重の減少などを訴える患者も一定数いるという。
患者の4分の3が摂取の中止のみである程度の改善がみられ、ステロイド治療などの患者は4分の1だった。学会などは速やかに製品の摂取中止を呼びかけている。
やはり、お亡くなりになった方は、ご高齢でもあり、基礎疾患をお持ちの方でした。紅麹の成分が、直接の死因であるとなぜ断定できるのでしょうか?
小林製薬の紅麹サプリで起きているのは尿細管間質性腎炎、ファンコニー症候群であり、コロナワクチン被害として報告されている糸球体腎炎、IgA腎症とは違うと厚労省は言いたいらしいが、コロナワクチン接種後に生じたファンコニー症候群はいくらでもあるそうです。鹿先生も実際に診療もされたと。
上記ブログでは、新型コロナワクチンとの関連性については触れられていませんが、いずれにしても、小林製薬はスケープゴートにされたのではないでしょうか?