失敗を恐れない人の共通点?~レジリエンスの力~
私たちの人生には、挫折や失敗がつきものです。
しかし、同じような困難に直面しても、それを「乗り越え成長する人」と、「くじけてしまう人」という違いが出る。
この違いを生み出すのが「レジリエンス」です。
レジリエンスとは、「逆境や困難から立ち直り、それを糧に成長する能力」のことを指します。
世の中の成功者と呼ばれる人は、何もかもが上手くいく人ではありません。
挫折や失敗に対してレジリエンスを発揮し、成長につなげている人なのです。
本記事では、「高いレジリエンスをもつ人々に共通する特徴」を紹介します。
それらの特徴を理解し、意識的に行動することにより、成功者メンタル強化していきましょう。
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▼レジリエンスの高い人に共通する特徴
繰り返し確認しておきますが、レジリエンスというのは、挫折や失敗を回避する力ではなく、そのようなネガティブを受け止めて力に変える力のことを言います。
そんな力が高めの人の特徴がこちら。
①失敗を学びの機会と捉える姿勢
レジリエンスの高い人は、失敗を学びの機会として捉えます。
例えば、アップル社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズさんは、一度自身が立ち上げた会社から解雇されるという大きな挫折を経験しました。
しかし、彼はこの経験を「私の人生における最も創造的な期間の始まりだった」と振り返っています。
失敗を恐れずに挑戦し、そこから学びを得ることで、次の成功への糧とする。
この姿勢が、レジリエンスを高める重要な要素となっているのです。
②強い自己効力感
自己効力感とは、自分には困難を乗り越える能力があるという信念のことです。
ハリー・ポッターシリーズの著者J.K.ローリングさんは、最初の著書を出版するまでに12の出版社に断られるという挫折を経験しました。
しかし、彼女は自身の物語の価値を信じ続け、最終的に大成功を収めました。
これこそまさに「自己効力感」の力。
困難に直面しても諦めずに前進する力となるのです。
自分の能力を最後まで信じ抜き、「できる!」という気持ちを持ち続けることが、高いレジリエンスをもつ人々の特徴なのです。
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③柔軟な思考力
レジリエンスの高い人は、状況に応じて柔軟に考え方を変える能力をもっています。
野球選手のイチローさんは、メジャーリーグでの不調期を経験した際、自身の打撃フォームを大幅に改善しました。
固定観念にとらわれず、新しいアプローチを試みる柔軟性が、彼の長期にわたる成功につながったのです。
困難な状況に直面した時、「こうでなければならない」という固定観念を持たず、様々な角度から問題を見直す柔軟性が重要なのです。
ちなみに、これまでの方法に変化を加えるというのは、なかなか勇気がいる決断でしょう。
しかし、上手くいかない時ほど、何かしらの変化を起こさなくてはスランプから脱出することはできないはず。
そんな時は、一気に変化するのではなく、「いつもの方法から20%ほど変える」というのもおすすめ。
常に少しずつ変わり続けるという柔軟さが、新境地を切り開いてくれるかもしれません。
④ソーシャルサポートの活用
レジリエンスの高い人は、周囲のサポートを上手に活用します。
家族や友達だけでなく、同じ趣味をもつ仲間が力になってくれる場合もあります。
困難に一人で立ち向かうのではなく、多様な人間関係を駆使し、周囲の力を借りて、必要な時にサポートを求める勇気を持つことが、レジリエンスを高める上で重要な要素となるのです。
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⑤目標志向性
明確な目標をもち、それに向かって進み続ける姿勢も、レジリエンスの高い人々に共通しています。
当然のことながら、目標が大きいほど挫折や失敗の確率は高まりますよね。
だからこそ、困難に直面しても自分の目標を見失わず、それに向かって一歩ずつ前進し続ける強い目標志向性が、挫折を乗り越える力となるのです。
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▼まとめ
本記事では、「レジリエンス高めの人に見られる特徴」について紹介しました。
大切なことは、これらの特徴は生まれもったものではなく、誰でも育てることができるという点です。
日々の生活の中で、小さな挑戦を重ね、失敗から学び、周囲の人々と良好な関係を築いていく。
そうした積み重ねが、あなたのレジリエンスを高めていくのです。
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