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【子育て】子どもと大人、「世界観」の違い。
3番目の子どもが3歳になったJUNです!
彼女は、毎日を本当に「子どもらしく。」生きているのですが、周囲の大人は振り回され続けています。なんたって、「いつもの。」が通用しないところが難しい。「自分で全部着替える!」と主張する日があれば、「パパに着替えさせてほしい!」なんて甘えてみる。本当に、その時その時でどのような手段に出てくるのか想像がつきません。
本日は、そんな話題。
実は、このように「大人を振り回す。」というのは、彼らの「生きる知恵」とも言えます。当然、頭をひねって「明日は、どうやって振り回してやろうかしら。」と戦術を練っているとは思いたくありません。
ということは、やはり「自分の捉え方を変える。」しかない訳です。僕と同じ悩みを抱えている親御さんの気持ちをすっきり!とはいかないまでも、「ふーん。」位の情報をまとめましたので、ぜひとも、読んでいただけたらと思います!
▶大人の大いなる「勘違い」。
突然ですが、「小さな大人問題」って聞いたことありますか。
ざっくり説明すると、
「大人は、勘違いしがち。」
ということです。では、どんな勘違いなのかというと、
「子どもは、大人の理屈で説得できるものだ。」
という勘違いです。
そうです! 子育て真っ最中の親御さんにはご理解いただけると思うのですが、「子どもほど、大人の理屈を分かってくれない。」ものですよね。
しかし、我々大人は、言うまでもなく「大人の世界」で生きています。「大人の世界」というのは、もちろん主義・主張・考え方はそれぞれであることを理解し、「納得はしないけれど理解はする。」みたいなレベルまではいけるものです。
そんな世界観で子どもと接すると、価値観をひっくり返されるのです。どれだけ正論で、どれだけ相手のためを思って譲歩してあげていたとしても、
「そうか。君の言っていることは、分かったよ。でもね・・・。」
と、対応してくれる3歳児はいないのですから。
▶子どもは、「今」を生きている。
「今を生きる。」
良い言葉ですね。
人生は、「今ここ。」に集中し、「今」すべきことに集中することが大切。ってことは分かっているのですが、我が家のように3歳児と過ごしている家庭では、「今ここ。」なんて言ってられません。
現実は、頭の隅に
「あれがやりたい。でも、まずは、これをやらないと。あっ、あれもやってないじゃん。」
みたいな気が散りまくりの注意力散漫状態。そんな余裕0で家事をしていると、「ガシャー。」という音が聞こえ、振り向くと「おもちゃ箱をひっくり返している3歳児。」みたない光景が当たり前の日常です。
実は、この我が家の「日常」の中に「大人」と「子ども」の「生き方」の違いが表れているのです。
その「違い」をざっくりまとめると、
「大人は、360°『ランプ型』であり、子どもは、一点集中『スポット型』。」
なのです。
なんとなく伝わったでしょうか。もう少し詳しく説明すると、大人は、「あらゆる方向に注意の網をはっている状態。」で生活しています。しかし、子どもは、「一点しか見えていない。」のです。
だから、お出かけしようとしても、出しっぱなしのおもちゃだの、自分の靴下だの、小石だの、ありとあらゆるものにハマって目的(大人が設定したもの)の活動になかなか辿り着きません。
言わば、
「『今』を生きるスペシャリスト。」
なのです!
▶「今」を生きているからこそ伝わらない「大人」の思い。
さらに、「今」を精いっぱい生きている子どもだからこそ、「伝わらない声かけ。」があることを追記しますね。その声かけとは、
「おもちゃを片付けなさい。」
「おかしは、また後で食べようね。」
「そろそろ、テレビ見るの止めよう。」
というような声かけです。
勘違いしてはいけないのは、「言ってはいけない。」ということではありません。「言っても伝わってないよ。」ということです。「そんなのあんま変わらないじゃん。」というご指摘を受けそうなので、さっさと理由にいってしまいましょう。その理由は、
「『今』を生きている彼らに『後で』という大人の都合は通じない。」
ということです。
どういうことか。
「また後でおもちゃで遊べる。」
「残しておいた半分は、後で食べることができる。」
「ちょっと休んだら、またテレビを見ることができる。」
という「後で。」という情報までは伝わらないのです。
では、どうするべきなのでしょう。ポイントは、
「行動を『止めさせる』だけでなく、『切り替える。』」
というのが有効なのです。
我が家の3歳児への最終兵器は、「お散歩」です。1日2回くらいまでは、通じます。一番の問題は、お散歩へ連れ出す僕自身のモチベーションの問題なのですが。
▶まとめ。
本記事では、「『子ども』と『大人』では、生きている世界観が違う。」という内容をまとめました。
僕たちは「大人」に所属していますので、子どもの気持ちを100%理解するなんてことは難しいです。
しかし、「きっと、『子どもの世界』ではこういう考え方なんだ。」と知っておくことで、「分からない。」とか「何とかしないといけない。」という余計なプレッシャーが少し和らぐのではないでしょうか。
やはり、「小さな大人問題」は、人類が生き延びていく以上続いていきそうです。そんな悩みを抱えている親御さんが近くにいましたら、そっと肩をたたいて、ほほ笑みかけてあげてくださいね!!
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