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【定期購読マガジン】「孤独の達人」チェックシート

最近、もっぱら「孤独」にハマっています。

「不登校の教科書」の次は、「孤独の教科書」を書こうと思っているのですが、その中に「孤独チェック」ができるページを設けようと画策しております。

そこで、孤独の達人をチェックできる項目を準備させていただきました。

さらっと終えることができますので、ご自身のパーソナリティチェックだと思って気軽にやってみてくださいね。

次の質問にあてはまれば〇、あてはまらない場合は✖をつけましょう。
もちろん、〇の数が多ければ多いほど「孤独の達人(内向型)」でございます。

①グループよりも一対一で会話をするほうが好き。
②文章の方が自分を表現しやすいと感じる。
③ひとり時間を楽しむことができる。
④周りの人と比べて、地位や名声、財産に興味がないみたい。
➄「聞き上手だね」と言われる。
⑥大きなリスクを冒さないように気を付けている。
⑦邪魔されることなく没頭できる仕事が好き。
⑧誕生日は親友数人、もしくは家族だけで祝いたい。
⑨他者と衝突することが嫌い。
⑩考えてから話す傾向にある。
⑪外出したとき、いくら楽しくても「消耗した」と感じる。
⑫忙しい週末より、何もすることがない週末が好き。
⑬一度に複数のことを楽しめない。

【参考文献】内向型人間のすごい力

いかがでしたでしょうか。

僕は〇が8個でした。孤独好きを豪語する割には〇が少なめ。自分で思っているほど孤独よりではないんだなぁと…その要因は、先生という職業で鍛えられてきたところが大きいです。

とはいえ、「孤独の達人」を目指しているやつが8個でいいのか?と自問自答した結果、「単純に孤独っていっても、いくつかのタイプがあるんじゃないの?」と思い立ちまして、こんなカテゴリをつくってみました。

勝手に作ったやつ…

ここまでは、外向型か内向型(孤独)かの二者択一で論じてきたのですが、そこに、顕在と潜在という2つの指標を加えてみるとどうでしょう。

右上、「外向型で顕在タイプ」は根っからのパ―ティーピーポー。

左上、「孤独で顕在タイプ」はコミュ障でとっつきにくい。

この2つの視点が、巷で言われている外向型、内向型だと思うのです。しかし、さらに「潜在」という視点を加えてみると、ちょっと話が複雑になります。

右下、「外向的で潜在タイプ」は、周囲から外向的だとは思われていないんだけれど、意外とコミュ力が高く、一人でもがつがついけるタイプ。

そして、左下の「孤独で潜在タイプ」は、周囲からまさか内向型だとは思われていない隠れ内向型。「外向型を装った孤独の人」と言えるでしょう。

きっと、僕はそこなのです。

事実、内向型の人は「外向型を装うことができる」と証明されていて、ハーバード大学で心理学を教えていたブライアン・リトル教授は、この能力を「自由特性理論」で説明しました。

リトル教授曰く、「内向型の人は、自分の人生にとってとても大切なこと、『コア・パーソナル・プロジェクト』に取り組む時に限って、自分がもっている特性の枠を超えてふるまうことができる」と説明しています。

この「自由特性理論」。リトル教授個人に対して切っても切り離せないものでした。教室の外に行列ができるくらいの人気講師であり、授業の終わりはいつも拍手喝采という伝説の教授が、なんと根っからの内向型だったのです。

講演会の後は、興奮したお客さんに囲まれてランチに誘われてしまうのが彼の悩みでした。その度に「川のほとりを散歩したい」とか何かと理由をつけて一人きりになる孤独な時間を楽しんだとか。

うまい理由が見つけられないときは、トイレにこもるという作戦さえとったということですから、やはり「装い外向型」であることは間違いないでしょう。

このように、孤独な人の特殊スキルとして、「ここぞ!」というタイミングでは、見せかけの外向型人間に変身することができるのです。

▼「装い外向型人間」の特殊スキルとは

さて、内向型人間は必要に応じて外向型人間を装うことができると書いてきましたが、「なぜ、そのような装いができるのか?」というそもそも論を解決しておきましょう。

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