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約1年半ぶりに母と会った

この前の3連休のうちの15日と16日の二日間、地元浜松から母が来てくれた。
 去年の3月に大阪の某施設に入所してから実家には1度も帰省していないので、母に会ったのは約1年半ぶりである。

 15日は駅前のガスとで昼食を食べた後、新しい洋服や洗剤など、今後の生活で使う細々した物を買い物した。
 また夕方には大阪に来た時には連れて行ってあげたいとずっと思っていた行きつけのラーメン屋さんと銭湯に行った。ちなみに母は銭湯の泡風呂が気に入ったようだ。

 翌日の16日は、いよいよ新居に家電が届いた。
 洗濯機と冷蔵庫と電子レンジと炊飯器と掃除機とティファール。どれも使いやすそうなものだったのでよかった。しかし電子レンジの時間設定のボタンに目印がなかったので、後日担当のケースワーカーさんに点字シールを貼ってもらった。
 その後は部屋の整理をした。家電も入って、細々した物もちゃんとした位置に収納できて、ようやく部屋らしくなった。後はベッドとパソコンを置くラック、さらにWi-Fiが開通すれば完成である。

昼 食はこちらもずっと連れて行きたいと思っていた行きつけのカフェに行った。お店はもちろん、私お勧めのバタートーストも気に入ってくれた。

 14時過ぎに母と別れた。
 大阪に出てくる前はほとんど実家に引きこもっていた自分が、白杖を持って再び単独で外を歩けるようになって、なんとか一人暮らしができる状態になったことに、母も安心したんじゃないかなあと思う。
 距離も遠いので、私も母もお互いに寂しいけれど、それでも物理的にも精神的にもこのぐらいの距離感がちょうどいいのかもしれないと改めて思った二日間だった。

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