アニバーサリー
4月15日で35歳になった。
昨日はTwitterやフェイスブックなどでフォロワーさんや友人たちからたくさんのバースデイメッセージをいただいたり、母が仕事帰りに私の好きなモンブランを買ってきてくれたりと、それなりに誕生日らしい1日を過ごすことができた。
ただ一つ欲を言うとしたら、誕生日プレゼントとして、腰やお尻に優しい作業用のいすが欲しいのだが…。
誕生日と合わせてアニバーサリーがもう一つある。それはこの4月で、noteでエッセイを投稿するようになってから丁度1年になることだ。
私がエッセイを書くようになったのは、2013年の秋頃だったと思う。
その年の11月から約6年、当時の活動拠点だったエブリスタに、視覚障碍や日常について書いた『未熟者の衝動』と、『続未熟者の衝動』、さらに好きな音楽について書いた『羽田光夏の♪rock with Me!♪』の3作のエッセイを投稿していた。
それらの作品は、それまで投稿していた小説や詩よりも読者数や閲覧数が多かったのがとても意外でビックリしたし嬉しかった。
しかし2019年の春頃、エブリスタがガラ携でのサービスを終了したのに伴い、エブリスタでの活動を休止することにした。
それからの数か月は、新たな活動拠点を調べて探し回っていた。その時にnoteの存在を知り、何となく気になっていた。
その年の10月、試しにnoteにアカウント登録してみた。しかしまだその当時は、音声読み上げソフトが入ったパソコンではいまいち使い勝手が分からず、しばらく放置していた(翌年の春にIOS版のnoteなら、音声読み上げアプリでも何とか使えることが分かり、新作の詩や近況報告的な短い文章をマイペースにアップするようにはなったが)。
そんな紆余曲折を経て、同じ年の11月、ようやく活動拠点をエブリスタからカクヨムに移した。
エッセイでは『全盲モグラ女子のほにゃららな日常』というタイトルで、エブリスタで投稿していた『未熟者の衝動』と『rock with Me!』を一つに踏襲したような内容のエッセイを2年ちょっと連載していた。
しかし小説同様、自分の文体がカクヨム向きではなかったからか、いまいち読書数や閲覧数が延びなかった。
そんな中、昨年noteが音声読み上げソフトが入ったパソコンでも使いやすくなったという噂を聞いて、エッセイの投稿場所をカクヨムからnoteに移行して今に至るというわけだ。
当初noteでは、あまり人には言えないような、盲学校や作業所での裏話的なことをコミカルに発信していこうと考えていた。しかし書きたいねたはいろいろとあるのだけれど、冷静に考えた時、これはあまり公では言わない方が良さそうだなあと思うことが多くて、結局書くねたが無くなってしまった。だからこれまでエブリスタやカクヨムで投稿していたような、視覚障碍のことや日常のことや好きな音楽のことなどをnoteでも書くようになったというわけだ。
だがそうした理由はそれだけではなかった。
「ブログやnoteなどで毎日1本記事を書いて投稿するようにすると、文章を書く訓練にもなるし。読者数も増えるから、書くお仕事にも繋がりやすくなる」と、昨年の10月の終わり頃にたまたま聞いたライターさんのスペースでの話に感銘を受けたからだ。
さすがに毎日更新は無理でも、週に2回か3回ぐらいならできそうかもと思い、早速11月からnote週2から週3更新を自分に課してみた。
ところが実際にやってみると、週2.3回どころかほぼ毎日のように更新していた(現在はご覧のようにだいぶ停滞気味だが)。
それにより読者数やすきの数がどんどん増えていき、感想コメントもちょくちょくもらえるようになった。さらにありがたいことに、今年になってからサポートもいただけるようにもなった(無料記事でもサポートがもらえるようになったことを、じつはその時まで全く知らなかった)。
口座登録や振込申請をするのにだいぶ苦労したけれど、それでもちょっとしたお小遣い稼ぎ程度だが、書くことでほんの少しでもお金が入ってくるのは、本当に嬉しいしありがたいことである。
noteはこれまで活動してきたどの投稿サイトよりも、更新しがいがあってやりがいを感じられるサイトだと思う。noteで活動していて本当によかった。
ということで、これからも35歳になったばかりの羽田光夏(はねだひか)を、そして私のnoteを応援よろしくおねがいします。