見出し画像

暗殺者にやられたら、パスタを頬張る

『暗殺者のパスタ』なるレシピが、評判だと聞いて作ってみたくなり、調べてみた。

いくつか作り方があって、どれもできそうである。

今回は以下の作り方にアレンジした。

●材料(二人分)

パスタ 350g
トマトジュース 900mlボトル一本 
トマト缶 一個
ニンニク ふたかけ
唐辛子 一本

これとは別に具材として

ツナ缶 2個
ブロッコリー 一房
玉ねぎ 半分
マッシュルーム 一パック
トマト 一個

○作り方

ニンニクをオリーブオイルでじっくり炒め、オイルに香りを移す。
ニンニクを取り出してから、玉ねぎ、ツナ缶、マッシュルーム、トマトを炒め、湯がいたブロッコリーも刻んで加えて塩胡椒してソースとする。美味しくできた。
このまま同じフライパンで、暗殺者に行こうかと思ったがやめた。具材が多すぎる。

暗殺者はそれだけで作ろう。
フライパンから具材を取り出して、そこに半分に折ったパスタを入れた。トマトジュース300ccとトマト缶一個を投入。塩小さじ1。グツグツ煮込む。水分がなくなってきたら焦げすぎないように注意しながら、混ぜる。
焦げ目をつけるのが目的なので、頃合いが難しい。また、トマトジュース300ccを注ぐ。繰り返す。なかなか焦げないし、パスタにも火が入らない。
300cc投入。なんとなく仕上がりが見えてきた。

しかし、なんだかおかしい。
何かが変だ。

しかし、ここでやめるわけにはいかない。

具材を戻す。
オリーブオイルを少し入れる。
パスタにだんだん火が入り、フライパンの中もジュクジュク言ってきた。
こんなもんかなというあたりを見計らい、味を整えてから大皿に盛ってパルメザンチーズをふりかけて食べる。

美味い・・・のだが、この違和感はなんだろう?

食べ進めるうちに気付く。
ナポリタンぽいのだ。
ナポリタン焼きそばみたいだ。
なら、ナポリタンほど美味しいのかといえば、そうでもないのである。

トマトジュースとトマト缶でパスタを茹でる。味が染み込み美味くなる。
その理屈はわかる。しかし、舌が納得しないのだ。

暗殺者のパスタ、なぜこう呼ぶのかは知らない。
しかし、さほどでもない。

次回からいつもの作り方にしよう・・・。




いいなと思ったら応援しよう!