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短歌五首 「恋」





何年も電車で見つめ続けた彼の スーツ姿にまたときめいて

透明のクリームソーダに注ぎ入れる 降り積もらせた片恋の蜜

涙さえ惜しいわ恋じゃなくなる日 未練なんて引き裂いてやる

張り付いた仮面の下は暴かない そんな君と添う覚悟はできてる

好きだったあなたの声を忘れたくない ガラケーに残る留守録を聞く


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碧乃 そら
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