結実とは…
ガーデニング好きの私は、結実という言葉が好きです。四季が巡り、機が到来するようなワクワクした雰囲気を感じます。
結実と似た言葉。
学生の頃、部活動で仙台から青森まで遠征した際に、青森の監督がこのような言葉を言っていました。
雪国の人の教えが、当時の学生の私へ純粋に響き、今も忘れられずに体育館の風景ごと脳裏に焼き付いています。
今年の1月、Beauty Japanと出会った私。
東北エリアの運営の方から、声を掛けられ、ZOOMでの面談の予定が、なんと私の44歳の誕生日でした。(娘の習い事の関係で延期になりましたが・・)
その後、面接を終え、いよいよ新しい世界へ飛び込むこととなるのです。
25歳で単身ホノルルマラソンを走りに行き、その後は結婚、出産、親の介護と慌ただしいい毎日でしたが、実は、「20年後の45歳でまた、何かチャレンジしたい・・」と淡い想いを抱いていました。
心のどこかで、悩む間もなく、「これなんじゃない?これは、もしかして運命なんじゃない?」と思っていたのかもしれません。
Beauty Japanとはそんな出会いでした。
タイミングとしては、個人で活動しながら、先々はこんな仕事をしたい、というイメージがあった私。
では、「それの実現に向けて想いを発信していこう」と、スタートします。
根底にある想いを掘り下げ、自問自答を繰り返しました。コンテストに出場し、誰かと競うという感覚はなく、自分の気持ちを何度も何度も確認し、過去の経験や気持ちを思い出し、何度も何度も悔し涙を流し、行きついたのは、
「じゃあ、これからこの気持ちをどうするの?どう生かすの?」と。
亡き父への後悔を、誰かの為の活動に視点を向けて動き始めたことで、心が晴れ、それが報われているような気がしました。
東北大会当日は、こんな素敵な舞台で、自分の気持ちを話せるなんて、夢のようで、感謝の気持ちが止まりませんでした。様々な講師の方々から多くの学びをいただき、運営の方々に支えられ、そして、仲間達と励まし合い、やりきることができました。
自分自身の変化が手に取るように分かった6月3日。結果はグランプリ。
出会いから約半年経った東北大会で、賞よりも、自分の成長を本当に嬉しく思いました。
蕾まで育った私の花が開花できるかどうか。
次は11月9日のBeauty Japan日本大会です。
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現在は、目標としていた高齢者の見守りサービスを形にし、家族の経営する不動産会社に見守り事業部を立ち上げ、取締役として在籍しています。高齢入居者の見守りはもちろんのこと、福祉や各企業様と連携し、複合した支え合いのサービスを検討中です。
そして、先々、会社の移転も視野に入れており、その一角に高齢者の集いの場を作りたいと考えています。
あるコンテストの出会いから、目まぐるしく変わった、この1年。自己の成長が周りを変える力があることも知りました。
11月までの3ヶ月がいかに貴重な期間であるか、改めて認識しています。
今の自分がいるのは周りの方々、家族、友人、仲間、そして、活動を発掘し、支援して下さっているBeauty Japanの全ての皆様のおかげだと思っています。外見の美だけでなく、中身や考え方まで磨かれ、意識がどんどん成長していく。その一員のグランドファイナリストとして存在していることに誇りと感謝を忘れず、過ごします。
結実して今年を終えます。
小さな小さなハンドサロンいと
いと見守りサービス
三浦かおり
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