夢や妄想は人に語った方がいい
Beauty Japan東北が終わり、ひとつの目標が今月、叶いました。
それは、高齢者向けの見守りサービスの立ち上げです。
家族が経営する不動産会社の見守り事業部長として、役員登用が決まりました。まずは賃貸物件の高齢入居者様への見守りを行います。
昨年7月からいろいろな方の手を癒すべく、ボランティアやサロン運営をしてきた中、『高齢の方にこそ、手のケアをしたい』と周りに語っていました。
なぜなら、過去に若年性認知症で他界した父との手の触れ合いが忘れられなかったからです。私への認識はなくとも、入院中、手を取ると手から思いが伝わり、緊張がほぐれ、頬が緩み、穏やかな表情に見えていました。
手が冷え、手の動きも鈍り、手を使わなくなる。日常に張り合いがなく、徘徊したり、無口になっていく。
そんな父の在宅生活でしたが、もっと手へ意識を向けた介護ができていたら、精神科病棟に入ることもなく、自宅で穏やかに暮らし続けたのではないか・・と私は自分を責めてきました。
Beauty Japan東北コンテストへのエントリーが、過去の自分、現在の自分、これからの自分を考えるきっかけになり、やりたい活動が明確化し、具体的に行動することができたと思っています。
もう父への後悔はしていません。
私だからできた、この経験を他の方々の小さな手助けになるよう、生かす道を見い出したからです。
徐々に一般の家庭の高齢者様へも訪問見守りサービスを行っていきます。
そして、訪問見守りサービスと並行して、受け皿となるような場所作りはできないか。新たな夢や妄想がわいてきたのです。
『認知症当事者を主体にした介護』を考え続けてきた中で生まれた『世代を超えたシルバーカフェ構想』
まずは、この気持ちがあること、綴っておきます。
徐々に背景にある気持ちや構想も発信しながら、Beauty Japan日本大会へ向かっていきたいと思っています。
夢は口に出すことで更に叶いやすくなる…と私は思っているからです。
Beauty Japanは、夢実現のきっかけを作る女性の躍進の場だと、東北大会を終えて感じています。
そんな私達Finalistには、それぞれの人生、それぞれの想いがあります。より多くの方に見ていただけたら…とも思っています。
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