「この家は誰の家なんだ・・」
手から暮らしを見守るセラピスト介護士の三浦かおりです。
若年性認知症の父
約10年間、若年性認知症の父親と共に、その後、自分自身も訪問介護の仕事をしながら、認知症を身近に感じてきました。
手から暮らしを見守るサービス
今は介護保険外の見守りサービスを立ち上げ、手を労わり、動かし、会話することから認知症の予防を勧めています。そして、同時に、認知症であっても自宅で暮らす方々をサポートする場作りを検討しています。
認知症の種類
認知症といっても、種類により、症状も様々です。
代表的なものは以下の4種類で認知症全体の90%を占めています。
アルツハイマー型認知症
レビー小体型認知症
血管性認知症
前頭側頭型認知症
私は訪問介護の現場でそれぞれ全てのタイプの認知症利用者と接してきたので、本当に特徴が違い、対処法も様々でした。
アルツハイマー型認知症
一般的に物忘れと言われて、症例が最も多いのがアルツハイマー型認知症です。
私の父も若年性のアルツハイマー型認知症でした。こちらは遺伝の可能性が高いと言われていて、父の妹にあたる叔母も早い段階で認知症を発症しています。
「この家は誰の家なんだ・・」
見た目は紳士風の父。ある時、父を車に乗せて帰宅しているときに、
「この家は誰の家なんだ・・」と言うのです。
私は介護資格を取っていたので、
見当識障害の進行が始まっている・・とショックを受けたのを鮮明に覚えています。
貴方がその言葉を言われたら、どのように返答しますか?
「え、やだ。何言ってるの?」
「自分の家に決まっているじゃん!」
そう言いがちですし、現に私の母も
「お父さん、しっかりしてよ!笑」
と、毎回、言っていました。
私は、その時、
「お父さんの家なんだから、心配しないで」
と言いました。
当事者の想いは違うことが多い
しかし、今改めて認知症当事者の考え方をしてみると、誰の家か分からないということは、誰と住んでいるか分からないということだったのかもしれません。
それって恐怖じゃないですか?
誰といるか分からないからこそ、誰の家なんだろうと感じていたと思うのです。
今、見守りサービスを行いながら、認知症当事者の立場で落ち着いて考えたり、寄り添ったりすることで、改めて父との時間から学びがあります。
認知症三大原則
認知症三原則と言われるものに
『怒らない・ダメと言わない・押し付けない』というものがあります。
介護者と当事者の意識のズレが出てくると大変難しいものです。
私も遺伝により、若年性認知症の可能性があるかもしれない、という経験をえたからこそ、今、丁寧な考え方ができています。
そちらについては、また別の機会に書きたいと思います。
Beauty Japan日本大会 挑戦中
Beauty Japan日本大会 挑戦中です。
私は、自分の経験から感じてきた認知症や介護の現実、そして、私の考える介護の未来について話します。
是非、その機会を作りたいのです。事前審査で応援お願い致します。
Beauty Japan日本大会の出場者全員がスピーチ、プレゼンできるわけではありません。熱い胸の内があっても、事前審査を通過した人でなければ、想いを伝えるチャンスがないのです。
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