現役ハンドメイド作家おもちです
こんにちは!はじめまして、現役ハンドメイド作家のおもちです。
私は約3年前に会社員を辞め、子育てと仕事を両立させながら自宅でハンドメイド作家として活動しています。
この記事では、簡単な自己紹介と、私がハンドメイド作家として使っている販売サイトやSNSについてお話ししたいと思っているのですが、
それはなぜかというちょっとした理由や、これからハンドメイドを始めたい方や、同じように活動している方に少しでも参考になれば嬉しいです。
自己紹介
私は元々会社員として働いており、ハンドメイド作家は10年間ほど兼業として続けていました。
そして、約3年前に子どもが生まれたことをきっかけに、在宅で働く道を探し始めました。育児、仕事、ハンドメイドの両立ってできるかなと考えましたが、死ぬ気の試行錯誤を続けるなかハンドメイドでいけるんじゃない・・・!?と思う事が増えてきて、ダメだったら戻ればいいという精神で起業の道に飛び込む事に。
会社員をしながらの時点では、収入はほぼゼロ。
「ゼロ」からのスタートでしたが、少しずつ作品が認められ、ありがたいことに売上が上がっていきました。やがて、会社員時代の収入を超えるようになり、思い切って起業を決意しました。
今では、自宅でハンドメイドをしながら、子どもは保育園。体調が悪くなった時もすぐに保育園に迎えにいけるような環境になりました。
なぜ作っているものを公開しないのか?
私が作っている具体的な作品については、あえて公開していません。
それには理由があります。
ハンドメイド作家として活動する中で、私がSNSなどを活用しているので同業の後輩作家さんに「どうやって売上を上げているの?」や「ハンドメイドで成功するためのアドバイスを教えてほしい」といった質問をよくいただくようになりました。
そこで、アドバイスを提供する無料の「プチコンサルティング活動」もランチをしながらやってあげる事もありました。
でも、コンサルティングと作家活動を同時に宣伝して行うと、ブランドとしてのイメージが混在してしまう可能性があります。つまり、作家としての個性が薄まってしまうかもしれないと感じたのです。だからこそ、作品自体は公開せず、コンサル活動は匿名で行うことにしました。
でも、ハンドメイド作家としての活動だけでなく、他の作家さんの手助けができることは私にとっても大切なことだと感じます。作家さんの悩みをしる事で、自分のハンドメイド作家としての新たな発見を知る事ができるかもしれないと思ったからです。
一緒にこのノートを読んでくださっている皆さんと共に成長していけたらと思っています。
0円から5万円達成でやったこと
ここからは、私が売上ゼロの状態から月5万円以上の売上を達成するまでに使ってきた販売サイトや行動について紹介します。
リアル出店
最初の頃は、地元で開催されるハンドメイドイベントやマーケットに月に2〜3回ほど出店していました。リアルな場でお客様と直接やり取りすることで、作品のフィードバックを直に受け取ることができ、次の作品に活かすことができました。リアルイベントは、リピーターのお客様を増やすのにもとても効果的です。土日は夫が子どもを見てくれたり、広いマルシェの場合は子どもと旦那が近くで遊んでいる事もあります。
MINNE(ミンネ)
オンラインでハンドメイド作品を販売できるプラットフォームで、私もよく使っているのが「ミンネ」です。作品を投稿するだけでなく、お客様からのレビューを通して信頼関係を築くことができ、リピーターが増えるのが魅力です。ミンネは、初心者でも使いやすいプラットフォームなので、これから始める方にもおすすめです。
Creema(クリーマ) ミンネと並ぶ大手ハンドメイドマーケット。作品のジャンルが幅広く、アート作品からアクセサリー、家具、インテリアなど多岐にわたる作品が販売されています。商品ページの作り込みや写真のクオリティが重視されており、作家のブランディングに向いています。ギフト対応機能などもあり、特別なプレゼントとしての販売にも最適。写真などのクオリティもある程度求められます。
メルカリ
メルカリは、言わずと知れたフリマアプリで、ここでもハンドメイド作品を販売しています。手軽に出品でき、使い方も簡単なため、初心者でも気軽に始められます。登録者が圧倒的に多いので、ハンドメイドに興味がない方にも知ってもらえる可能性もあります。たくさんの人に見てもらえる可能性があるので、ハンドメイド作家にとっても便利なプラットフォームです。
BASE(ベイス)
自分だけのオンラインショップを簡単に作成できるサービス。ショップのデザインや機能を自由にカスタマイズできるため、ブランドの個性を出しやすい。 他のハンドメイド専用サイトに比べて、自由度が高く、本格的なECサイト運営が可能です。デジタル商品やダウンロードコンテンツの販売もできます。他の作家さんとのリンクが無いので、初心者の方はミンネや、クリーマー、メルカリ等がおススメです。
SNS活用
販売サイトだけでなく、SNSもハンドメイド作家にとっては重要なツールです。SNSを通じて作品を知ってもらい、ファンを増やし、最終的に販売サイトに流れてもらうという構造が必要です。
私の知人、友人の作家さんは正直ここが弱い作家さんが多いです。
私は制作はほぼ家という引きこもり人間ですが、私の作品を知っている方はほぼSNSで知ってくださっています。ぜひ販売サイトを登録するさいは、SNSも登録してください。
Instagram
写真や動画を使って作品の魅力を伝えるのに最適なInstagramは、特にハンドメイド作家にとって強力なツールです。投稿した作品を多くの人に見てもらうために、ハッシュタグをうまく活用したり、ストーリーズを使ったりしています。Instagramは視覚的に作品を魅力的に見せる場として、非常に効果的です。
TikTok
TikTokでは、制作過程の動画や作品の紹介動画を投稿しています。短い動画でも作品の魅力を伝えることができるので、より多くの人に作品を見てもらえるチャンスがあります。特にTikTokは、動画が拡散されやすく、新しいファンを獲得しやすいプラットフォームだと思います。
YouTube
YouTubeでは、制作の流れや日々の作家生活を詳しく紹介する動画を投稿しています。長い動画を通じて、ファンとの繋がりを深めることができ、作品の背景やこだわりも伝えやすいです。YouTubeは、信頼関係を築く上で非常に効果的なツールだと感じています。
Twitter
Twitterは、短文で情報を手軽に発信できるSNSです。イベント情報や新作のお知らせ、日常の出来事などをタイムリーに発信できるため、フォロワーとの距離が近く、双方向のコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。
SNS選びのコツ
さて、販売サイトやSNSをご紹介しましたが、全部を副業の時点で登録するのは無理だと思います。
特に、子育てや別の仕事をしながらハンドメイド作家ををしている方には、自分に合った、出来そうなSNSを最初は絞って100%注力して活用することをおすすめします。
選ぶ際には、まず自分の作品がどの層に向けているのかを考えてみましょう。例えば、30〜40代向けのアクセサリーを作っている作家さんであれば、Instagramが最適だと感じます。
Instagramは、ビジュアル重視のSNSなので、写真を中心に自分の作品を魅力的に見せることができます。また、販売サイトとしては、MINNEやCreema(クリーマ)などが年齢層に合っているかもしれません。
また、SNSを始める際には、特にプロフィールをしっかり作り込むことが大切です。プロフィール欄が甘いと、フォロワーが増えにくい原因になります。500人以下のハンドメイド作家さんのアカウントでは、リアルな友人との繋がりも強く見え、新規のフォロワーが付きにくいことがあります。
商品と関係のないカフェの投稿や、愚痴などのマイナス投稿なども見かけます。自分の作品や活動を分かりやすく伝えるプロフィール作りを心がけましょう。
私のSNSフォロワーについて
ちなみにですが、私自身のSNSフォロワー数は現時点で2.5万人ほどです。(正直まだまだ少ない。)
同じ人が複数のSNSでフォローしていることもあるので、巷でいう「有名作家」では全然ありません。それでも、ある程度収入がある事から、コアなファンを少しずつ増やしていくことで、安定した売上を得る事ができるのではないかと考えています。
また、ハンドメイド作家として独立することが難しかったり、目指していないとしても副業として月々数万円を稼ぐことは十分可能だと思います。
最近は物価も上昇して生活が厳しい中、少しでも収入が増えると助かりますよね。私自身も、これからも家族を支えながら、少しずつ自分のペースで成長していきたいと考えています。
もっとたくさん書きたいのですが、
初投稿はここまでにしたいと思います。
これからも、このノートを読んでくださるみなさん、おもちと一緒に頑張っていきましょう~!