ハンドメイドもビジネスも「決断」の積み重ね
ハンドメイドクリエイターとして活動していると、日々たくさんの選択や決断に迫られますよね。
「どんな商品を作るか」「どの価格で販売するか」「どのイベントに参加するか」「SNSで何を発信するか」…。どれも簡単に決められるものではありませんし、ときには迷うことも多いと思います。
しかし経営というものの本質は、ほとんどが「決断の連続」で成り立っています。そしてその決断が心からやりたいことなのかどうか、という「軸」が未来につながる大切なものなのではないかと考えます。
「その時のベスト」を選ぶ勇気
大切なのは「完璧な答え」を求めすぎず、その時点で自分がベストだと思う選択をして動いてみることなのではないでしょうか。結果が思った通りにいかなかったとしても、それを振り返り、次の選択に活かせば良いのです。
迷って行動しないより、たとえ小さな一歩でも動いてみる方が、必ず未来に繋がります。行動する中で初めて見えてくることも多いですから。
アイデアは借りても、決断は自分で
商品コンセプトやアイデアは、他の人からヒントをもらうのも良い方法で、実際に私も友人や先輩、仲間のアドバイスや意見を参考にしますし、とても有効だと思っています。
しかし、最終的には自分で考えて決断しなければなりません。たとえ良いと思うものでも「あの人に言われたからそうした」「あの人がやってたからそうした」という気持ちで進めると、思い通りの結果にならなかったとき、悪気はなくてもつい人を責めたくなることがあります。そうではなく「これは自分が目指すものに繋がると思ったからやる」と覚悟を持つこと。それが規模の大小にかかわらず自分のビジネスを始めることの第一歩なのではないかと思います。
「決めること」が未来を作る
どんなに迷っても、最終的には自分で決めて動き、振り返る。そしてまた次の決断をする。この繰り返しがビジネスの本質であり、ハンドメイドクリエイターとしての成長にも繋がるのだと思います。
その時の決断に自信が持てない時もあるかもしれません。でも完璧な答えなんて最初からありません。大事なのは「今、これがベストだ」と思う道を選び、それを信じて進むことです。
一つひとつの決断が、ビジネスを形作っていきます。そしてその過程こそが、クリエイターとして個々のオリジナリティや価値を生み出すものになるのだと思っています。
あなたがいま本当にやりたいことは何ですか?
ハンドメイドビジネス学校講師
染谷江里
2025年1月開講 ハンドメイドビジネス学校はこちら🔻