
座面の下にも注目!グニュ~と曲げた曲げ木の椅子
先日、高山に行った際、
懐かしいな・・・と思ったのが曲げ木。
私が初めて曲げ木を知ったのは、
まさに飛騨高山の家具工場を見学した時でした。
当時、次男がまだお腹の中にいた時に
工場内を見学させてもらったんですが、
曲げ木を行っている現場を
実際に見たのは、その時が初めて!
口ではなんだかんだ聞いていましたが、
目の当たりにして、やっぱり
百聞は一見に如かずだなって思いました。
そもそも、よく考えてみたら、
木を曲げるって、スゴイ~!
しかも、クッと曲げるくらいではなく
グニュ~っと曲げるってムズカしすぎる~
割りばしで考えてみると、
折らずに曲げることがどれだけ難しいか
想像できると思います。
ちなみに、日本にも家具の産地はいろいろありますが、
飛騨高山は「足もの家具」と呼ばれる
テーブルや椅子の製作を
得意とする家具工場が多いんです。
というのも、険しい山に囲まれた飛騨は、
昔から育んできた、木材の加工や建築技術の高さを活かして、
歴史的建造物を造り続けてきた地域。
大正時代に入って、日本の生活スタイルに
西洋の家具が入って来た時に、
先駆けとして、家具造りをスタートしたのが
飛騨高山の職人さんたち。
なので、足もの家具の技術レベルは
日本一!と言われています。
まだテーブル&椅子の生活に慣れていない日本で
曲げ木の椅子を作るなんて、本当にスゴイな・・・って、
日本の職人さんに感動デス。
そんな曲げ木を使った椅子の原点、
アンティークのベントウッドチェア。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。