ハンドボーラーの僕が、初めてペスカドーラ町田の試合を観戦した話。
このnoteは、Fリーグ第3節:ペスカドーラ町田vsフウガドールすみだを観戦するために、初めて町田市立総合体育館に行ってから帰るまでの体験・感想をつらつらと書いたものです。
まだ行ったことのない方にはこれからの参考に、サポーターの方には「初心者はこんなこと思ってるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。
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今回はペスカドーラ町田のホーム、町田市立総合体育館に行ってきました。
Fリーグを観戦するのは昨シーズンのプレーオフ以来。
あのときから「はやく各チームのホームゲーム行きて~!」と思っていて、今回都合がついたことも嬉しかったし、結構ワクワクしていました。
いまだにフットサルの細かいルールはいまいち理解できてないけど、素人でも思わず唸ってしまうようなプレーを間近で観れて、「やっぱりフットサルおもろいな~」と、素直に感じました。
下記は、当日の僕の感想や気づいたことをまとめたもの、 #町田市立総合体育館に行って帰ってくるまで です。
お時間ある方は、ぜひ読んでみてください。
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・自宅~会場到着
Fリーグを観戦するにあたって、家を出る前からワクワクしてたけど、ひとつ不安なことが…。
僕は同じアリーナスポーツのハンドボール民なのですが、ハンドの会場は土足NGなところもチラホラあるので…。
ホームページを見ても特に書いてなかった(見逃してたらゴメンナサイ)ので、チームから発信してくれると、初めて行く人にとってはありがたいです。
※フォロワーさんが土足okと教えてくれました!
僕の住む千葉県から会場最寄り駅の成瀬駅までは、電車で1時間45分ほど。
わりと長時間の移動時間、まずはチームのSNSを観戦の予習として見てみました。
「あれ、試合の情報が全然載ってない…。」
もちろんホームページには当日の詳細ページがありましたが、SNSのように、より手軽に情報が得られればいいなと思いました。
SNSが充実してれば、ホームページにも飛びやすくなると思うので…。
選手一覧をみて、ぱっと目に留まったのは森岡選手。
やべっちFCで見たことある…!
いいのか悪いのか、僕のフットサルの知識はやべっちからのみです…笑
なので、イゴール選手も知っていました。
ほかにも、「スクール事業やってるんだ〜」など思いながら、一通り見終えましたが、まだかなりの時間がありました。
その後はyoutubeで町田の試合のハイライトを見てました。
そんなこんなで、ウトウトしながら成瀬駅に到着。
小雨が振り始めていましたが、アリーナスポーツなので濡れる心配がないのはいいですね、
改札を出てすぐに、チームの横断幕やフラッグがあったり、会場への案内が地面に書かれていました。
特に案内は、会場までいたるところに書かれていて、マップを見なくても行けるのでとてもありがたかったです。
駅からは歩いて5~6分ほど。
途中のお店にはポスターが貼られていました。
地域とのつながりを感じながら、無事に着きました。
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・到着〜試合開始
体育館のすぐ前には、キッチンカーが並んでいました。
夕方からの試合だったので、スイーツ系や手軽に食べれるものがもっとあれば嬉しかったですね。
会場でもお菓子を持ち込んでる人が結構いました。
とは言いつつ小腹が減ったので、ウインナーチーズタコス@400円を食べました。
肌寒い中温かいものを食べれてよかった…。美味しかったです!
1階は関係者入口だったので、2階からの入場になります。
電子チケットを係員に見せて、楽々入場。チケットレスはやっぱりいいね、支払いも楽だし。
中に入ると、結構な賑わいがありました。
正面にグッズショップがあって、美味しそうなパンが並んでいたり、お菓子売り場があったり…。
小学生以下を対象にしたスーパーボールすくいなんかもありました。
10個すくうと、次のホーム戦のチケットがもらえるとのことでした。
子どもたちは夢中になって楽しんでました。
体育館の中に入ると前座試合が行われていて、すでにたくさんの来場者が!
座る場所にも困るくらいでした。
客層は子ども連れや女性が多かったですね。
逆側のスタンドはガラガラだったので、そっちに行こうとしましたが、関係者やゲスト以外は入れませんでした。
あとでフォロワーの方に教えてもらったのですが、J Sports の中継があるときは、一般の人は入れないようです。
テレビ越しでは満員の映像が映りますが、現地のお客さんはガラガラのスタンドを見ての観戦となります。
チームとしては悩ましいところもあるでしょうが、足を運んでいる人たちへの満足度は、一番気にかけなくてはいけないところだと思います。
席を悩んでいる間に選手のアップが終わってしまったのが残念ですが、アリーナ席の一番奥が空いていたので、そこで観ることに。
アリーナ席もスタンド席も同じ値段で、すべて自由席なのに、同じくらいの混み具合というのは面白いですね笑
コートでは、可愛らしいチアの方々がスポンサーの紹介と、町田の応援ソング(?)で会場を盛り上げます。
ひとつ感じたのは、音楽が流れて盛り上がってるときはいいんだけど、終わった後に「シーン…」となる感じは歯痒い…。
サポーターとも協力しながら、試合前の空気を創れたらいいんじゃないかな、と思いました。
続いて町田市の議員さんの挨拶。
コートの中央で話すので、スポンサーやゲストが座る、僕たちからみたら逆側のスタンドを向いて常に話します。
立ち位置をゴール前にしてくれたら、話す顔も見れるんじゃ…と思いました。
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そしていよいよ選手入場。
すみだの選手が先に入場し、町田の選手がMCの紹介とともにコートに入ります。
最近Jリーグばかり観てたので、一緒に入場するものだと先入観がついてしまいました笑
両チームがコートに立ったあとは、町田市長の挨拶と始球式。
市長に挨拶してもらうなんて、地域や行政との関係が良くないとできませんよね。
そのあたりの良好さを感じることができました!
始球式はPK形式で市長がシュート。
ハンドボールでも応用できそうですね。
これはアリーナスポーツあるあるだと勝手に思ってるのですが、選手入場から試合開始まで時間かかりがち。
セレモニーやイベントも大事だと思いますが、選手紹介などで盛り上がった雰囲気が時間とともに冷めてしまいますよね。
何より選手の身体が冷めちゃいますよね…。
コーヒーとスポーツは冷めないうちにってやつですね←
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・試合開始~終了
開始直後から球際でバチバチ闘う選手たち。
シューズが床を捕まえる音、トラップの乾いた音、シュートを止める重い音、ベンチからの指示なども勝手に聞こえます。
たまらんですね!
両チームのサポーターも、人数は少ないながらも試合を盛り上げていました。
コート上の音を掻き消さない、いい感じの雰囲気でした。
試合中は配布されたマッチデープログラムを見ながら、選手を勉強していました。
しかし、いかんせん試合展開が早い!
プログラム見てる間に歓声があがって良いプレーを見逃すことや、「見てるときにボール飛んできたらどうしよう…」と変な妄想も膨らみました笑
プログラムは試合前やキックインのときにスッと見るのが正解ですね。
試合は、すみだの選手のプレッシャーがすごい!
町田のミスを誘ってのカウンターがはまって、前半だけで5得点。
前半は完全にすみだの試合展開でしたね。
試合間のタイムアウトは、チアが盛り上げます。
ファンはタオマフや、ウィンドスピナー(風車的なやつ)を回します。
雰囲気あっていいですね!
チア事情は全然わからないんだけど、どんなときも笑顔で盛り上げる姿を見ると、「誰よりもプロ意識あるんじゃないかな~」と思うことがあります。
彼女たちの頑張りが報われてほしいですね!
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前半が終わり1-5で、すみだリード。
ハーフタイムは、子どもたちがチアと一緒に盛り上げます。
地元の子どもたちが活躍できる場があるのは良いことだな~と思いつつ、ファンがハーフタイム中にしたいことや見たいものにギャップがある気もします。
実際に子どもたちを見る人は少なかったと感じたので…。
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特に移動することもなく、そのまま後半を迎えました。
後半は開始早々から町田がパワープレイでゴールに迫り、すみだがパワープレイ返しを狙うって感じでした。
ここで、ルールについてまたひとつ学びました。
ちなみに、ハンドボールだとキーパーが普通にロングシュートを狙います。
そして改めて思ったのは1:1の迫力。
まさに"闘い"って感じがしますよね。コートとの近さもあり、見ごたえ抜群です!
コート脇のボールパーソン、モッパーに注目すると、ボールが当たってずれたスポンサーボードを即座に直す姿が印象に残りました。
試合に携わる人すべてにプロ意識は必要ですよね。
素晴らしい活躍でした!
試合は町田がじわじわペースを握り始め、ラスト5分で3得点奪いますが、すみだが逃げ切り、5-7で町田の敗戦となりました。
負けてる状況から「逆転あるかも…?いや、あるぞ!」ってときの雰囲気はたまらんものがありますよね。
これぞスポーツ観戦の醍醐味って感じ。
実際に会場の盛り上がりもすごかったです!
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・試合終了~帰宅
試合終了後は両チームが握手して、スタンドに挨拶します。
ここが他のスポーツに比べて見てて気持ちがいいというか、すごく紳士的だな~と感じました。
いや、他のスポーツも、もちろん紳士的なんだけれども。
良い意味で学生っぽさがあるというか、とにかく見てて嫌な気分には絶対ならないです。
町田の選手たちはアリーナ席の観客とハイタッチをしてからコートを去ります。
このときも選手ひとりひとりがファンの目を見て挨拶している様子が見て取れました。
負けてしまった試合でも、紳士的に振る舞う姿はかっこいいですよね。
同時並行で、すみだの選手たちがサポーターに挨拶。
アウェイでの勝利はさぞ気持ちいいでしょうね。
選手たちを見届けて、僕も会場を後にすることに。
BGMが流れていましたが、もう少し音量を上げれば、話し声も大きくなって興奮が残りそうだな~と思いました。
帰り道はほかの方々に交じって駅まで歩きました。
よく見ると、Jリーグの町田ゼルビアやFC東京の缶バッジやストラップをつけた子ども達やお母さん方がちらほら。
「今日はペスカドーラに!」、「いや、F東がいい!!」なんて兄弟喧嘩が起こるような生活が日常になればいいと思っています。
もちろんほかのスポーツでもね。
そのまま電車に乗って、寝ました笑
前日21:30までハンドボールしていて、疲れていました、、
家に着いてからチームのTwitterを見ましたが、特に更新はありませんでした。
その日のことを振り返ることができるので、何か発信があればいいなと思いました。
以上が、僕の初めてのペスカドーラ町田観戦、 #町田市立総合体育館に行って帰ってくるまで になります!
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今回感じたことは、ペスカドーラ町田というチームは地域との関りが深いということ。
ホーム開幕戦に市長が来るなんて、とても素晴らしいことだと思います。
挨拶の中でも「10年応援している」とおっしゃっていたので、それほどチームへの愛が深いんだと感じました。
チームスタッフも、おそらく地域の人であろうボランティア(?)の方々がたくさん活躍されていました。
街にもたくさんのフラッグが掲げられています。
チームが街に溶け込んでいる証拠ですよね。
もちろん規模は大きくしていかなければいけないと思いますが。
「見る」スポーツとしてはまだまだ発展途上のフットサルにおいて、とても見ごたえのあって、実際に会場に行かなければ感じられないことが、たくさんありました。
試合自体は抜群に面白かったです。
だからこそ、試合時間40分をいかに魅せるか、そして40分以外の時間をどのように創るか。
日本のスポーツ全体に言えることですが、フットサルが直面している課題ですよね。
町田には、というかFリーグのチームには、本当に頑張ってほしい。
あんなに観てて面白い試合が知られていないなんて、もったいないですからね。
初めてホーム戦を観戦したチームとして、これからも町田のことは応援し続けます。
次は、勝ち試合を観にいこう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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次は、どこに行こうかな。