【スポーツと分析】ホースタッツ開発の背景と「みんなで強くなる文化」の大切さ

2025年2月17日 02:00

こんにちは。今回は、私が開発した「ホースタッツ」というアプリについてお話しします。この記事を読むだけで、ホースタッツの概要からリリースに至った経緯、そしてアプリ開発を通じて見えてきた「みんなで強くなる文化」の重要性まで、動画の内容をすべて理解していただけるようにまとめました。

ホースタッツとは？

ホースタッツは、動画を再生しながら特定のシーンにタグを付けられるアプリです。タグだけでなく、シーンごとにコメントも残せるので、後から見返すときにピンポイントで内容を確認できます。

本を読んでいるときに「付箋」を貼ってメモを残す感覚に近い
プレイリスト機能や検索機能など、徐々に機能拡張してきた

最初はYouTube動画を見返す際に、自分が必要なシーンをすぐに再生できるようにしたいという「個人的な不便」の解消がきっかけでした。

開発のきっかけ

ホースタッツver1、当時の名前は「タギングアプリ1」というだけ笑(2024/5/13)

ホースタッツの原型は、ボタンが4つだけの非常にシンプルなものでした。右側に時系列が並ぶだけで、コメント機能も削除機能もない状態。
それを八王子ユナイトの小田中さんに見せたところ、

タグの種類を増やしてみたらどうか
コメント機能を付けてフィルターできるようにすると便利
など、いろいろなアイデアをもらい、機能を少しずつ追加していきました。

こうして改良を続けていたら、「同じように動画をタグづけしたい」「必要なシーンを素早く見返したい」という声が周りからも上がり始めたんです。実際に類似アプリがなかったこともあり、「これなら多くの人の役に立つかもしれない」と考えて、リリースに踏み切りました。

なぜリリースに至ったのか

自分の不便を解消するために作り始めた
周りに相談していくうちに、同じ悩みを抱えている人が意外と多いと判明
既存サービスにはまだこのような形のアプリが見当たらなかった

結果として「ホースタッツ」は、自分用のツールから、同じ悩みを共有する人の問題解決に繋がるアプリへと成長していきました。

アウトプットの大切さ

今回のホースタッツ開発を通じて強く実感したのが、「アウトプットすることの重要性」です。自分が抱えている課題や考えていることを外に出してみると、想像以上に同じ悩みを持つ人がいたり、新しいアイデアやフィードバックをもらえたりします。

たとえばスポーツの世界でも、戦術を外に出すことにはリスクがあるように思えますが、シーズンが終わった後や大会が終わった後に情報交換することで、

同じ悩みを抱えているチームの助けになる
第三者の目線で新しい評価やアイデアを得られる
といったメリットがあります。

こうした「情報共有でみんなが強くなる」という文化は、ビジネスでもスポーツでも通じるところがあると感じています。

もし、「こういうアプリが欲しかった！」という方や、「チームで動画のタグづけをより効率的に行いたい」という方がいたら、ぜひホースタッツを試してみてください。何より「自分が求めるものは、誰かにとっても有益である可能性がある」という気持ちを大切に、これからもいろいろなアウトプットを続けていきたいと思っています。