乗っかる
今回、僕が企画、運営したハンドボールプロプレーヤーである銘苅淳氏をお招きしての銘苅HANDBALLアカデミーin新潟には2つの目的がある。
1つには、スポーツによる地域活性を目指すこと。
2つには、日本ハンドボールの発展に寄与すること。
もちろん、大前提として新潟県のハンドボール認知度向上や普及ということもあるが、もっと大きなテーマとしてこの2つを掲げる。
そして、この2つの大テーマに共通しているのは「乗っかる」ということ!
今回お招きする銘苅さんが、以前のブログで
スポーツの『ささみのすし』について記事をかかれていた。
http://handball-mekaru.com/archives/22599
1.支える
2.見る
3.乗っかる
4.する
5.知る
の5つの頭文字を取って、『ささみのすし』。スポーツへの携わり方は多様であって、見たりプレーしたりすることだけがスポーツではないということ。
新潟県でハンドボールのイベントを単独で行おうと思っても、人は集まらないし、まして県外からなんて現状では論外。自分一人では出来ることが限られているけれど、多くの方のご協力を仰ぎながら「乗っかる」ことによって、これらの大きな目的達成に近づけるかもしれないと思った。
だから、銘苅さんというプレーヤーとしても講師としても活躍されている方のお力をお借りして、新潟県でハンドボールイベントを開催させていただく。
また、それに際して日本を代表するハンドボールアパレルのインパルさんのお力もお借りして、盛り上げさせていただく。
これらの協力があってこそのものであり、その方々のパワーやエネルギーに乗っかる。
そして、地域活性に繋げたい。今回のイベントは小さなものかもしれないけど、合宿をするにあたって地元の料理屋さんの協力や布団屋さんの協力、お風呂屋さんの協力まで、全て地元のお店を利用させていただく。全国から少なからず選手や保護者が地元に来るということは、スポーツツーリズムの観点でも地域活性に繫がることになると思う。
また、お寺は人がなかなか来ないことに憂いている。昔は、お寺が地域コミュニティの拠点だった。けれども今は地域の空洞化が進み、コミュニティそのものが希薄化している。そんな現代だからこそ、お寺をもっと開けた場所にして、活用していくことも1つの地域活性になると思う。
もう1つは、日本ハンドボールの発展に寄与したい。2019年は熊本県でハンドボール女子の世界選手権が開催され、2020年にはいよいよ東京五輪が開催される。これらに向けて、少しでも日本全国のハンドボール競技応援や機運を高めていく一助にしたい。これはハンドボール後進県とか関係なく、発信していくことが大切だと思うから、新潟でのイベントを少しでも多くの人に知ってもらえればと思っている。
だから、今回はたくさんの協力をお借りして、そこに乗っかって発信して、ハンドボールをもっと知ってもらおうという企画。
実際、柏崎という場所で大会などを行うときにホテルが足りずに、結局は市外の宿泊施設に宿泊するチームや応援団体があったり、地元に本来貢献できるはずのスポーツイベントが、人やモノ、お金が地元外に流出しているということになってしまっている。
スポーツツーリズムとして、この辺が解消されればもっと良くなる。いきなりそこまで大きなことにはならないけど、スポーツの持っている力はこれら様々な社会の問題を解消するパワーがある。
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