「不調なときは、ごちゃごちゃ書けばスッキリする」の実践

　どうもうまくいってないな、と感じるときがある。今もまたそんなときだ。

　別に誰かのせいでもない。自分のせいというか、別に自分を責める必要すらない。ごちゃごちゃ言わずにやるべきことをやればいい、というのが正解。でも、自分でもわかってるけど、今週はダメだった。

　こういうときの対処法は前向きになることだ、とはわかっている。もっと言えば、早寝早起きしてしっかりご飯を食べ、規則正しい生活を2日もすれば頭も整理される。長年、働いてきてそんなことはわかってる。余計なことは考えないように、自分を持っていくことだ。

　長年の経験からわかってはいるんだけど、それができてない今週だった。ルーティンが崩れ、フォームも崩れた。人間、そんなときもある。うん、こういうときは、ごちゃごちゃ悩んだことをまとめておくことも解消法である。

　具体的なことは書けない。

　2年前、それまで20年やってた仕事をいったん離れた。で、また戻ってきた。戻ってきたので、向いてる仕事ではあるとは思ってる。だが、売れない。世の中の仕組みの変化はわかっていたが、ついていけてなかった、というのが実情だ。試してみたが、ネットに身を晒してセルフブランディングして、それなりの経済圏をつくって、というやり方が自分には向いてないね。

　俺は職人だ、といいものを作ってるつもりだったが、ま、競争相手が増えれば、安い方にお客さんはいく。当たり前の競争原理だわな。わかっていたが、まあ、まいった。

　それでも、作り続けていくことがしたいんだが、それで食ってくのが難しいのは当たり前。素晴らしい才能を間近で見てきたし、こりゃかなわないわ、なんて人には仕事を始めりゃすぐに出会う。でも、食らいついてきたし、やってこれた。

　でも、いろいろあってイヤになっちゃったし、ものすごい苦悩したが、ま、いったん降りた。幸せだったのは、自分で選択した仕事をイヤになるまでやり尽くせた、ということ。関わってくれた方々に感謝。もちろん、恨まれてる人もいるだろう。いや、もう忘れられたか。

　さて、新しい人生を、と思ったが、コロナが来て、プランは飛んだ。が、今思うと、コロナが来なくても、あのまま突き進んでいたら見積もりが甘すぎて、爆死していただろう。

　ということで、元の仕事に戻ってきたが、ま、それなりに苦悩はするわな。圧倒的に予算がない。なるほど、こんなにドン詰まっていましたか、皆さん。今までは恵まれた環境だったんだね、いや、苦悩してたが、贅沢な悩みでした。

　さて、悩まない仕事、しんどくない仕事なんかない。ただうまく行かなきゃ、モチベーションが下がるのは当たり前。ちょいとそれが続いているが、見方を変えりゃいいだけの話。

　今週、できなかった仕事はどうせやらなきゃいけない。誰かがやってくれるわけもなく、予算がない仕事は自分でやるしかない。
　
　書いたら、スッキリしてきた。こういうことの繰り返しが人生なんだろう。死ぬまで、こんなことの繰り返し。夕方にはまたイヤになってるだろうよ。よし、仕事行こう。