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創業者が愛した〈山の香り〉のお茶|人気No.1煎茶「千代の香」
※QRコードから入って来られたお客様は、「目次」にある「淹れ方&楽しみ方」をタップしてください(「淹れ方の説明」までジャンプします)
〈受賞速報🏅〉
イギリスの国際食品コンテスト「Great Tastes Awards 2022」にて、「千代の香」が、2つ星金賞を受賞しました!
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下記の通り、審査コメントをいただきました。さわやかな「山の香り」についても、しっかり言及いただいています!
A skilful blend, a great balance of green, marine notes, savoury umami and gentle sweetness. The result is delicious, light on the palate and easy to enjoy.
〈作り手について〉
当店人気No.1の普通蒸し煎茶「千代の香(ちよのかおり)」の主原料は、鹿児島県霧島市の西製茶工場(代表取締役:西利実氏)さんの茶葉です。
霧島市の語源は「霧の海に浮かぶ島」
霧はお茶の大好物であり、「朝晩の寒暖差が激しい気候」と「澄み切った空気」を備えたこの地は、旨味のつまった美味しいお茶づくりに最適な環境です。
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西製茶さんの茶畑は、60ヘクタール(東京ディズニーランドは50ヘクタール)という広さ。
西氏の1日は、毎朝この広大な畑を自分の目と足で見て回ることから始まります。
茶畑に伺った際にも、
「今日はあそこの畑のあの芽が出てきた」
「あの品種は、あと1日だけ待った方が良い」
と、大きな畑にもかかわらず、その隅々までを把握・管理し、細かな指示を出されていたのが印象的でした。
そんな西製茶工場さんと東京繁田園とのお取り組みは、昭和54年に西利実氏の祖父・弘志氏が設立されて以来、私の代で親子三代にわたります。
現在は、平均年齢が30歳台と、若い世代が活躍する全国的にも非常に珍しい茶園です。
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〈モノづくりについて〉
「千代の香」の「自然な旨味」を支える取り組み。
それが西製茶工場さんによる無農薬・無化学肥料のお茶づくりです。
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これは、生物由来の原料を、3年間という長期間にわたって、何度も何度も攪拌することで、ようやく完成する「天然有機肥料の山」。
この天然有機肥料を贅沢に使うことで、「自然由来の高品質な茶葉」は作り上げられます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56863652/picture_pc_8cde26aebd2e0590c11bd1dd125f8e6f.png?width=1200)
山間地域の小さな茶畑で
「山のお茶」は手摘みされます
写真は静岡県山間地域
「千代の香」には、西氏の茶葉に加えて、必ず「特定地域の茶葉」を合組(ブレンド)します。
それは、日本各地の山間地域で摘採されたお茶です。
西製茶さんのお茶を「ベースの味と香り」としながら、「山間地域の茶葉」で「トップの香り」を付加する、というお茶づくりです。
仕入れの時期には毎回、父と一緒にお茶を拝見にかけます。(日本茶業界では、お茶を五感によって審査することを「拝見にかける」と表現します)
拝見の際には、
「この山の香りがわかるか」
「これは、やっぱり南(静岡県山間地域の産地名)の香りがするな」
「この宇治の茶葉なら青みがでるはずだ」
と、当店ならではの「香り」を特徴づけるお茶を探します。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56863669/picture_pc_c9d55986270bba27235761e0d2387d7e.png?width=1200)
と生産者の方と話す父(右)
「千代の香」という名に込められた、時代を超えて引き継ぎたい「山の香り」。皆様にもぜひ一度、お試しいただけますと幸いです。
〈商品について〉
![](https://assets.st-note.com/img/1659703523301-PIwnEd91dV.jpg?width=1200)
「千代の香」の最大の特徴は「さわやかな旨味」と「上質な香り」の絶妙なバランスです。
上質な煎茶ならではの香りは「ほのかに青く、かつ甘く芳ばしさ」を感じます。
お茶を口に入れた瞬間にその香りは鼻を抜け、かつ適度な旨味とほのかな渋みが調和しながら、その後味を嫌味のない爽快な味わいへと変化させます。
Great Taste Awards 2022でも、「青さと、ほのかな海の香り、香ばしい旨味、優しい甘さのバランス」を評価いただきました。
A skilful blend, a great balance of green, marine notes, savoury umami and gentle sweetness. The result is delicious, light on the palate and easy to enjoy.
「千代の香」ファンのお客様の中には、個人宅へ100本単位でお届けする、という数十年来のお客様がいらっしゃいます。
このお客様の「千代の香」との最初の出会いは、「お友達からのプレゼントだった」とのこと。
それ以来、今度はご自身が「お気に入りの美味しいお茶」をご友人にお配りできるよう、ご自宅用とあわせて購入いただいています。
〈販売ページのご案内〉
100g商品はこちら
当店の人気商品「千代の香」「ほうじ茶」「濃いみどり」を30gずつお試しいただける定番3種セットはこちら。送料無料でお届けします。
「千代の香」「献上煎茶 鳳凰」「はんだ誉」の煎茶3種セットはこちら。
店主が15年愛用中の急須と定番3種のセットです。
これから新しく急須で日本茶を淹れてみたいというお客様に。
〈淹れ方&楽しみ方〉
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57993378/picture_pc_33746acdb376c577638c52e03d589e47.jpeg?width=1200)
一煎目は「香り」を、二煎目は「味わい」を、お楽しみください。
【お一人〜二人用】
茶葉の量:5g
湯量:120ml
湯温:75℃
抽出時間:45秒
【三人〜四人用】
茶葉の量:8g
湯量:200ml
湯温:75℃
抽出時間:45秒
【湯温の調整方法】
①沸騰したお湯を湯呑みに移して湯量をはかり、その後、湯冷ましへ
②再び湯呑みへ移した後、急須へゆっくり注いでいただきますと、70℃前後になります。
※湯呑みや湯冷ましが持てない程熱いと感じる場合は、さらにお湯を移し替えて冷ましてください。
※急須へお湯を注ぐ際は、お湯を茶葉に直接当てず、急須の内側を滑らせるように注いでください(そこでも湯温が下がります)
※湯冷ましがない場合はマグカップ等でも問題ありません
【美味しく淹れるポイント】
・さっぱり渋めがお好きなお客様は熱いお湯で短めに、逆に旨味を強く出したいときは、低温でじっくり抽出してください
・湯呑みにお茶を注ぐときは、一気に注ぐのではなく、3回程度に分けて注いでいただくことで、急須の中の茶葉が適度に揺られ、旨味が抽出されます
・最後の一滴は、茶葉の旨味が凝縮された「ゴールデンドロップ」です。急須の中にお茶を残さず、最後の一滴まで湯呑みに注ぎきってください
・2煎目は1煎目より少し熱め(80℃前後)のお湯で、10秒程度サッと抽出してお淹れください
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59189011/picture_pc_71f7da82e7e1602aa58f9a9aad9096a7.jpg?width=1200)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59189023/picture_pc_e80c3326cdb1aa7e0a68c04dbcc68ac5.jpg?width=1200)
![S__38379525 - コピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59189038/picture_pc_15df7005d0c093ace9dd5bb0f2091f48.jpg?width=1200)
お写真をいただきました。とても綺麗ですね
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皆様の日常の「一服」のお役に立てるよう、作り手の方の想いやおすすめの淹れ方をお伝えしてまいります。