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子育ては最高の「自己受容」の時間

【子育ては最高の「自己受容」の時間】

子育てとは

最高の『自己受容の時間』
 
 
もし

これから子どもを妊娠出産する人や

すでに子どもを育てている人で
 
 
自分の感情の癒しや

パートナーシップへの癒しを

進めたいという人がいるなら
 
 
『子育てを通した自己受容のレッスン』

を主体的に受けとることを

心よりおすすめしたいと思っています。
 
 
 
子育てには

自分の両親との

人間関係のパターン

が出ることはよく知られているけど
  
 
それ以上に

「自分の両親とのパターン」

を向き合う以上に
 
 
いかに自分という存在が

『両親に愛され続けてきた』

のかを自覚し受け取れる

最大の(そして最初の)

「愛のレッスン」

が子育てでもある。
 
 
 
毎日毎日

付きっきりで子どもを育てていく中で

親がどんな思いで育ててくれたのかが

痛いほどによくわかる。
 
 
 
毎日毎日

オムツ替えをし

服を着替えさせ

お風呂に入れ

ご飯を食べさせ

泣いてたら抱っこし

一緒に遊び

一緒に寝て... 
 
 
これを

24時間、365日

自立するまで絶え間なく

やり続ける... 
 
 
 
『一体、どれだけの「愛」なんだよ!』

って、「愛の大きさ」に驚愕させられる。
 
 
 
大人だったら

たった1日でも

たった数時間でも

これだけの愛情を注がれると
 
 
それだけでたぶん

笑顔でニンマリしてしまうような

とびっきりの愛のアプローチを
 
 
 
大人になるまでの

24時間×365日×少なくても15年

=131,400時間!!

という途方もないような時間を
 
 
僕らは

両親に『愛を注がれた』結果

成長して

大人になって

自立して

今を「生きること」ができている。
 
 
 

『これって、すごいことだよ!』

って思う。
 
 

子育てやってみて

めちゃくちゃ思う。 
 
 
よく

感謝ワークなんかで

両親には

『産んでくれただけで感謝』

『育ててくれただけで感謝』

っていうけど

本当にその通りだと思う。
 
 
 
出産だけでも

一体どれだけの

月日と時間とエネルギーを

子どもが生まれてくることに

愛を注ぐか。
 
 
産まれてからも

さらに一体どれほどの

年月と時間とエネルギーを

子どもの健やかな成長に

愛を注ぐか。
 
 
 
これはもう

体験するのが早いと思うし
 
 
たとえ体験できなかったとしても

ちゃんと教育として学んで

何度も何度もイメージしながら

そのときの親の気持ちを

『味わってみる』
 
 
中途半端な立場チェンジを超えて

徹底して親を体験してみると

自分のなかの解けきれない感情が

勝手に『愛』に置き換わっていく。
 
 
 
「親になる」

「子育てをする」
 
 
これはまさに

『癒しと自己受容』

をさせてくれるために

神様が用意した大事なプロセス。

 
 
 
僕は

両親が離婚して

複雑な母子家庭で育ったこともあり
 
 
いつも一緒にいない

母親に対して

「寂しい」

と感じていた。
 
 
いつも仕事に行って

一緒にいられない状況に対して

「僕を選んでくれない」

と勝手に思っていた。
 
 
離婚した父親に対しても

どこかで

「僕を捨てた」 

と思っていた。
 
 
そんな両親を作ってしまった

今に社会に対して

「苛立ちや憤り」

すら感じていた。 
 
 
 
でもそれはすべて

子どもの視点からすれば

「事実」ではあったかもしれない
 
 
だけど

『真実』ではなかったんだよね。
 
 
 

子どもが見えないところで

親たちは
 
 
毎日毎日

わが子のことを思って

必須に子育てをし
 
 
毎日働きづめのなかで

ヘトヘトな中でも

子どもとの時間を大切にしようと

お風呂に入れたり

一緒に遊んだり

たくさんの「親のいのち」の時間を

使ってくれた。
 
 
 
僕みたいに

両親が離婚してたとしても

一緒に住んでいなかったとしても
 
 
もしかしたら逆に

一緒に住めなかったからこそ余計に

いつも子どものことを

想ってくれてたかもしれない。
 
 
たった一瞬の

子どもと出会える期間を

心臓が飛び出るほど

楽しみに待ち望んでいてくれたかもしれない。
 
 
 
どんな状況であれ

一緒に居ても居なくても

たとえその瞬間は

自分の感情やカルマに囚われ

子どもを見捨てるようなことが

あったとしても
 
 
それでも

本当の本当の心の奥底では

『子どもを愛している』

これが親になったときに

絶対に抱いている感情なんだよ。
 
 
 
それを

素直に表現できる状況にあるのか

そうでないのかの違いはあるけど
 
 
必ず必ず

感情を紐解いていったら

そこにあるのは

両親の『子どもに対する愛』

子どもの『両親に対する愛』

 
 
これら2つは

コインの表裏のように

必ずペアで同時に存在していて
 

そのことを

『自力』で思い出させるために

いろんなカタチでの

『愛のレッスン』

を体験するようになっている。
 
 
 
もし

「こどもを愛せない」

と悩む親がいたとするなら
 

  
それは同時に

「自分は親から愛されていない」
 
 

という感情が

必ずペアで存在していて
 
 
『子どもだった自分の気持ち』

『自分の親の当時の気持ち』
 

を同時に感じて理解してあげたとき

はじめて

粒子と反粒子が出会って

対消滅するかのように
 
二つの感情は癒されて

『愛』に統合されていく。
 
 
 
だからこそ
 
子どものときには

統合できなかった

当時の

「自分の気持ち」と「親の気持ち」を
 
 
大人になって

同時に味わうことができる

「チャンス」が

『子育て』というプロセスなんだよね。
 
 

子育てで

気持ちがざわついたり

こどもや周囲に当たってしまうときは
 
 
自分のなかの

「こどもの感情」と「親の気持ち」

が統合されていない不調和を

感じているときで
 
 
 
その感情を深掘っていくと

そこには必ず

「癒されていない子どもの自分の感情」

「癒されていない当時の親の感情」

がそれぞれ分離した状態で存在している。
 
 
だからこそ

どちらかを否定するのではなくて

どちらの気持ちにも寄り添って

感じて味わって
 
 
二つのエネルギーがひとつになるまで

じっくり感情を味わい尽くすと

対立していた二つの感情も

癒やされ徐々に統合されて
 
 
『全部は愛だったんだー』

とポカーンとゆったり

心が緩んでくる。
 
 
 

子育てって

そんな素晴らしい体験をさせてくれる

かけがえのない出逢いなんだよね。

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