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写真はどこまで真実を写すのか?
「真実を写す」と書いて「写真」だと言います。
でも、写真は真実を写すのでしょうか。
もちろん、真実に限りなく忠実な写真を撮ることはできます。
そういう撮り方をすれば写真は真実を写しているといえるでしょう。
でも、あえて真実から離れた撮り方をすれば、それは真実を写しているとはいえないかもしれません。
ただし、カメラの設定やレンズなどを変えて撮ったというレベルなら、まだその場にあったものを忠実に再現しているので、これもある意味真実を写していると言ってよいかもしれません。
たとえば、ポートレイトにおいて、背景がゴチャゴチャして綺麗じゃなかったので、単焦点レンズでぼかして撮ったとか、
綺麗ではない部屋の中での撮影で白い壁だけを背景にして撮ったとか。
風景写真であれば、超広角レンズを使って肉眼で見える以上にダイナミックな写真にした、とかでしょうか。
さらに、ここから撮った写真をパソコンで後処理をするとなると、だんだん真実からは離れていきます。
ポートレイトで肌を修正する。
風景写真で写ってしまった電柱を消す。
こうなってくるともはや「写真は真実を写す」ではなくなってしまうかもしれません。
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