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断捨離

ここ数年、「断捨離しています」なんて時々SNSでほのめかしていましたが、すみません。ちゃんと断捨離しきれておらず、まだ終わっていませんでした。最近になってようやく引っ越しというきっかけを理由に、本格的に腰を据えて向き合おうとしていました。

人生で初めて本気で断捨離に取り掛かったのは、今から11〜12年前の2010〜11年あたりのころ。そのころはすでに独立をしていましたが、自分の仕事とアルバイトをしながら掛け持ちでhanauta#の活動をしていた頃…

何もかも上手くいかないと感じ、アルバイトをやめ、一人暮らしもやめ、実家に戻り、人生のお暇をいただいていた頃。(まさに凪ちゃんのようですが、あの漫画を読んだ時は「あぁ、これ絶対時代に合っているし実写化するだろうなぁ」と思っていました)33歳くらいの時ですね。懐かしい…。

それまでのわたしは自己否定しまくりで、自分のことが好きではなくて、様々な概念に囚われていて、心穏やかに生きたいと願いつつ、不安や焦りを抱えて、それをどうにかしなければと、何かに追われるような気持ちで生きていたと思います。

人生の壁にぶつかって、その時に、徹底的に自分を見つめ直し、様々な気づきを得たり、様々なことを学びました。(食や農、政治から自然療法、スピリチュアル…などなど)

そして断捨離も。徹底的に物と向き合って、必要ないと思うものを潔く手放しました。その時の開放感たるや。本気で取り組んだことのある方は分かると思いますが、物を手放すことで、欲や執着も手放し、自分にとって何が必要で何が必要でないのかがすぐに分かるようになり、とても研ぎ澄まされたクリアな感覚に✨ この時 “0(ゼロ)”になる、という感覚を味わいました。

そして悩みだらけだった自分に初めて、心の平和が訪れて「インナーピースとはこのことなんだ…」という、初めての「目醒め」を体験しました。

多分、断捨離ハイになっていたと思いますが、当時とても大量のゴミ袋が出たことにも衝撃を受けて「ものはたくさんいらないなぁ」「買うときは永くお付き合いのできるものを慎重に選ぼう」とも思ったものです。


あれから約12年。最近は自粛生活で断捨離をしている方も少なくないと耳にしますが、わたし自身も今あらためて身の回りを調えて、感謝の気持ちとともに手放しをしています。

私たちは日々変化しています。自分の周波数と合わないものと一緒にいると、違和感、という形でサインとして現れることもあります。

断捨離は潜在意識のお掃除にもなります。もしモヤモヤするなぁ…という方はぜひ断捨離をしてみてはいかがでしょうか。やったことのある方もぜひ。


↑上の画像は広瀬裕子さんの本。数年、読めずに積読していましたが、しばらく前に手に取ってとても共感した本です。(わたしはここまでのミニマリストには程遠いですが)
辛口の書評も見受けますが、わたしは個人的に好きな本です◯
断捨離熱を上げたい方にはおすすめです🔥

感じたことをそのまま綴ってゆきます。 面白いなぁと感じたらスキしていただけると、とってもうれしいです。