センチメンタルナイトを攻略せよ
今日はやけにセンチメンタルな気分だ。
感情の振れ幅がおおきくてすぐ涙がでる。
異動して9カ月くらいの、まだよく流れがわからん部署での在宅ワークは、
とりあえず自己肯定感を保つのが難しい。
これでいいのかなぁ、あれもやらないといけないんだよなぁ、
こんなの私が決めていいんかなぁ。
分かり切ってる仕事をガシガシ進められるわけじゃない。
常に不安が付きまとっている感じ。
いまの部署に5年ほどいる、同い年の同僚がとにかく仕事ができてまぶしい。
うらやましい。わたしも彼女みたいになりたい。
わたしはなにも生産していないんじゃないかという焦燥感と、無力感がやばい。
でもそれも仕方がないと割り切るしかない。
ほら、また他部署の人同士で責任をなすりつけあってる。
どうしてこんな傲慢な頼み方しかできないんだろう。。
流せばいいのに、いいこともよくないことも何倍もにして取り込んでしまうのがわたしだ。
せっかく作った和風ガパオライスの具をいらないといって分投げた次女がんもにもぶち切れてしまった。
慌ててワインを流し込み深呼吸をして、不安顔な長女はんぺんとぶすっとしているがんもに謝って、気を取り直してごはんにする。
そして帰宅した夫が3駅向こうに新築のマンションを買うとか言いだした。
転勤して3年弱。
そろそろ拠点を決めるとのこと。
間取りは最高。立地も最高。お値段はわからないけど、売るにも資産価値は落ちなさそうだ。
だけど、いいねいいね!とのりきれないわたしがいる。
今の環境がすきだ。
人見知りの娘たちは近所に住むお友達が大好きだ。
小学校も楽しく通っている。引っ込み思案なはんぺんにはミラクルだ。
そしてわたしはママさんたちにとてもよくしてもらっている。
がんもが入院した時も、誰よりも助けてくれたのは近所のママさんたちだ。
3回引っ越して、やっと人間関係が築けた。
夫は、今の生活が5年も6年も続くわけじゃないというけれど、
頭ではわかっているけどそんなにすぐに受け入れられない。
それは夫がコミュニティを築いていないからだ。
そして一から人間関係を構築するのはまたわたしだからだ。
つくってはこわれ、つくってはこわれていく。
わたしのキャリアも、人間関係も。
いろんな場所でたくさんの人に出会って、得たものの方が大きいけど、
それでも、手放したものだってたくさんある。
分かっている。夫はわたしの訴えなんか聞かない。
流れるように流れて、
意外に図太い私は、これでよかったんだ!とか最後にはいうんだろう。
まったく現金なんだから。
そして生理前とかの情緒不安定なときに、こうやって恨み節がでてくる。
あー、やだやだ。
とりあえず静観しよう。
わたしはラッキーガールなんだからだいじょうぶ。
今のわたしは、余裕のない新人社会人とおてんば娘たちを育てるママの二足の草鞋を履いている。
決して器用なわけじゃないのに。
流れるようにここまで来てしまった。
1日の終わりに、ちゃんと自分と向き合って整理整頓したい。
明日はどんな1日になるのかな。