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熊本クラフトコーラ。クラウドファンディングのすべて

今回、2019年に発案された「熊本クラフトコーラ」をリニューアル。
認知度拡大に向けて、クラウドファンディングで予約販売しました♪

131人という多くの応援購入のおかげで、目標の111%を達成しました!!

そもそも、今回のリニューアルには
小規模事業者継続補助金を活用しています。
補助金申請には、くまもとみけねこ行政書士事務所さんとご協力いただきました。

リニューアルの進行を佐藤かつあきさんに、表面のラベルを画家の松永健志さんに描きおろしていただきました。

松永さんには、以前 絵を描いてもらったことがあり
またいつかお仕事をしたいと思っていました。

今回のクラウドファンディングは、熊本クラフトコーラの予約販売ではありましたが
裏テーマとして、「おせっかい」と「いいわけ」を持っていました。

松永さんと仕事をする「いいわけ」が熊本クラフトコーラのリニューアルでもあります。

松永さんのInstagramを見ると、なじみのある個体をテーマにされています。

きっとそれはアートに疎い自分のような人にも親しみやすい入り口にされているのではと思っています。
なので、今回の熊本クラフトコーラのラベルも「熊本」「みかん」というような個体を描かれるのかなと期待していました。

ただ、出来たものを見てみると まさにアート。
阿蘇山や不知火海など熊本の背景をミックスして描かれました。
今回、リニューアルでは 自分のセンスの無さを自覚していて クリエイティブに対しては手放す覚悟で望むと決めました。
結果、複数のドリンクと並んでも 埋もれず 異彩を放つようなたたずまいとなり 満足いくものになりました。

各クラフトコーラが並ぶイベントにて

また、熊本クラフトコーラのサイトやチラシに使うキービジュアルも撮影

・クリエイティブディレクター@satokatsuaki
・フォトグラファー@yoshiko_otsuka
・2代目コーラガール@kimiho1998

撮影のため場所を貸してくださった、共栄堂さんにも感謝。

熊本クラフトコーラのリニューアル
改めて、認知を広げるべく クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

ここからは、Makuake公式パートナーの古庄さんに伴走してもらいました。

挑戦するきっかけとなったのが、Makuakeでクラウドファンディングをしていた「ラクラクオイモ」

このプロジェクトがXのタイムラインによく出て来ていて、気になっていました。
よくよく見てみると、ハナウタカジツの自社サイトを制作していただいた古庄さんがプロジェクトの支援をされていました。
ハナウタカジツの自社サイトの制作依頼をしたのが10年前。今でも、自社サイトには多くの閲覧者に来ていただき、ハナウタカジツの販売・認知を支えています。

今回、古庄さんに伴走をお願いしたのも、またお仕事をしたかったからの「いいわけ」でもあります。

これまで、ハナウタカジツではクラウドファンディングの支援者側として60件以上応援してきました。

クラウドファンディングとは資金調達の側面があり、自ら支援はするものの 自分でクラウドファンディングをすることはないだろうと思っていました。
ただ、Makuakeさんは資金調達というクラウドファンディングではなく 新商品の応援購入という立て付けになっていると知りました。
結果、お金を集めることは同じかもしれませんが
今回の熊本クラフトコーラのリニューアル予約販売としてはピッタリだなと思い、挑戦することにしました。

クラウドファンディングをする際に、支援の返礼品をリターンとして送ります。
今回は熊本クラフトコーラが返礼品になります。
ここで
・Makuakeさんの手数料20%
・熊本クラフトコーラの送料
・熊本クラフトコーラの品代
が必要になります。
更に、古庄さんにプロジェクトを伴走していただく費用。

今回のクラウドファンディングは認知を広げる挑戦と言いながらも、資金が必要になります。
そんなとき、見つけたのが熊本市の「熊本市新事業挑戦クラウドファンディング活用補助金」

経費の1/2、最大30万円補助。
〇補助対象経費
(1)クラウドファンディング運営事業者に支払う手数料
(2)プロジェクトページを作成するための費用(3)プロジェクトの広報活動にかかる費用

こちらの補助金を申請しました。
この補助金、Makuakeさんの手数料も経費として扱え 皮算用してしまえば 300万の支援を集め 20%の手数料60万のうち30万を補助してくれる。
なるべく、手残りを多くしたいと頭にチラつきましたが、今回のクラウドファンディングをクラウドファンディングだけのものにしたくなく、より発展させたい気持ちもあったので、プロジェクト作成に振り切ることにしました。

【プロジェクトページのタイトル案】
①果実農家が自らこだわる!ともコーラとコラボした熊本産柑橘・黒糖使用クラフトコーラ
②【ともコーラとコラボ!】熊本の果実農家が自らつくる柑橘・黒糖使用のクラフトコーラ
③【くだもの農家のクラフトコーラ】熊本産の柑橘と黒糖使用、ともコーラとのコラボ商品
④【元祖ご当地】熊本クラフトコーラがリニューアル!果実農家だからこだわれた厳選素材
⑤【熊本産不知火/金柑/黒糖使用】果実農家と「ともコーラ」の共同開発クラフトコーラ

はじめは、④の元祖ご当地を選びました。

上記は古庄さんの言葉。
④【元祖ご当地】熊本クラフトコーラがリニューアル!果実農家だからこだわれた厳選素材

残酷なようですが
熊本クラフトコーラがご当地クラフトコーラの元祖であること、それが今回リニューアルすることはお客さまにとって良いことなのか?

自我に囚われすぎているのかもしれないと
③【くだもの農家のクラフトコーラ】熊本産の柑橘と黒糖使用、ともコーラとのコラボ商品
に決定しました。

タイトルを可視化したものも、何度も微調整。

プロジェクト記事内での、応援コメントも
・ともコーラの古谷さん
・食べチョクの秋元さん
・クラフトコーラマイスターの鯉淵さん
からいただきました。

プロジェクトページ作成と同時に進めていたのが
知人や友人、フォロワーさんへのメッセージ。
クラウドファンディングをはじめて、急に「支援してほしいです」というメッセージが届いたときにビックリしてしまうかもと。

クラウドファンディングをはじめるにあたって、事前にハナウタカジツや片山の印象についてお尋ねすることからはじめました。
そのコメントを、画像化してクラウドファンディングのスタートとともに応援コメントとして発信していく作戦です。
これはクラウドファンディングのためでもありますが、コロナの数年で縁遠くなってしまった人にメッセージを送り また何か一緒にやりましょうを伝える「いいわけ」でもありました。

これまでモノを販売するにあたって、インフルエンサーマーケティングというものがありました。
フォロワーが数10万あるアカウントにモノを送って、取り上げてもらう手法です。
ただ、これは取り上げてくれるのかもわかりませんし、もし取り上げてもらえるとしても それがいつなのかわかりません。

今回、たくさんの方に応援コメントをいただけたおかげで、こちらのタイミングで発信が行え、さまざまなコミュニティにお伝えすることが出来ました。

1ヶ月という、プロジェクト期間のなかで
ほかにもさまざまなことに取り組みました、
いや、取り組んでもらいました。
というのも、5/20のクラウドファンディングのスタートはハナウタカジツの桃の収穫のスタートでもあったのです。
収穫や発送をしながらのクラウドファンディング。

ハナウタカジツでは
果物を育てる役割は生産者が主役だけれど、果物のお届け先でもさまざまに楽しんでいただき そこではその人もハナウタカジツの主役だと思っています。
主役をひとりじめにしない。

今回のクラウドファンディングでも、桃の繁忙期の片山に代わって、いろんな所で熊本クラフトコーラをお試しいただきました。

森、道、市場

東京蚤の市

メディアでも
小杉湯となり
ニッポンタベルタイムス
・熊本のRKKラジオでもご紹介いただきました。

そして、目標ゴールの100万円を達成。
12本1ダースの返礼品も完売し、飲食店さんでのドリンクメニューのお話もはじまっています。

クラウドファンディングの実績報告もしてみたいと思っていたところ
熊本市×Makuakeのクラウドファンディング座談会にお呼ばれすることに♪

せっかくの機会なので、会場で熊本クラフトコーラで乾杯することに。
ここでも少しサプライズできたらと思い、熊本クラフトコーラ1本2本の支援者さんに6/30に発送。

7/3の座談会では、日本中で熊本クラフトコーラを乾杯です。

続々と届く、SNSの反応。

今後はBASEのサイトで一般販売もしていきます。

熊本クラフトコーラは、まだまだこれだけでは終わりません。
熊本県商工連合会のくまもとグッドプロダクト賞に応募します。

熊本県民に愛されて、熊本に訪れた人がおみやげとして熊本を広める一助になりたいです。

その後の話。


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