マガジンのカバー画像

スクラップブック

160
何度でも読み返したいnoteの記録
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

これ、自分が飲みたかったやつじゃない

注「編集部のおすすめ」は「本日の注目記事」に名称変更されました。  スターバックスって、かなり細かいカスタマイズができるのが魅力なところで、常連さんたちはそれぞれ自分が好むスタイルで楽しんでいますよね。飲み物も、空間も。  そこに店側が「今日のベストカスタマイズは、あのテーブルにいるマイケルです。おめでとう!」ってやりはじめたら「え? なにそれ?」って感じになると思うのです。だって、誰しも、自分のカスタマイズがベストだと思ってますから。  マイケルは嬉しいと思いますよ。

「何者かになりたい」という思いはいつか希望の光になる

だれもが「何者かになりたい」 先日、bosyuさんの記事を見てふと思った。人は誰しも「何者かになりたい」のだろうなと。 気づけば、歴史上の偉人や有名人に憧れ、そこに近づこうともがく人たちの姿をたくさん見てきた。 それに僕自身もそんな風にもがく人のうちのひとりだったように思う。 「意識高い学生(笑)」という言葉に象徴されるように、ジョブズやザッカーバーグに憧れる大学生が多い時期でもあった。 あと、完全に偏見だが、意識の高い大学生は坂本龍馬と高杉晋作になりたがりがち。 日本

「フェミニスト」は、男性嫌悪をする女性の代名詞なのか。差別の観点から考えてみる。

私は昔、「フェミニスト」という言葉を馬鹿にしていた。渋谷駅で女性専用車両を強く訴える人たちを見て「自衛すれば?」とか「誰も興味ないよ」など思っていた。「フェミニスト」という言葉は、感情的で周りが見えていない"男性嫌悪"を持つ女性の代名詞だと大真面目に認識していた。 女には賞味期限があって、馬鹿みたいに振る舞うことが美徳だと本気で思っていた。ごく普通のように、「女は苗字の変わる生き物だから」とか「売れ残らないようにね」と言われて育った。 私は、全ての"常識"みたいなものを信じ

「伝える」が、バズるに負けている。 #表現のこれから

今日もどこかのツイッターが炎上している。クソリプが飛び交い、誰かを傷つけている。いきなり激しい言葉で、自分と反対の立場の人を罵倒する。どれだけ一生懸命に対話をしようと思っていても、話が噛み合わない…。 20年前にネットが出てきたとき、もっと希望があった。力があるマスコミや権力者じゃなくても、誰もがネットの力で自由に情報発信をすることが出来るようになり、社会はもっと多様に、もっと良くなると思っていた。 どうしてネットはこんなに”荒っぽい場所”になってしまったのだろう? そ