浜離宮でお月見散歩
先週、浜離宮恩賜庭園で行われたお月見イベント「浜離宮でお月見散歩 ~将軍の御庭で栗名月を愛でる~」へ出かけました。
十三夜、月が美しい頃です。
庭園内のライトアップや船上雅楽、屋台の出店ほか素敵な企画が行われました。
友人に誘われて出かけたのですが、毎年実施しているイベントであることを初めて知りました。よいことを知りました💛
夜の庭園をお月見散歩、心潤うすてきなひと時をすごしました。
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時刻は18時頃でしたが、10月になるともうずいぶん暗いですね。
明るい頃とは異なる雰囲気にワクワクします。
キャッシュレスで受付をして入場しました。
ちなみに、東京メトロの24時間券を提示すると割引があるそうです。
庭園内はとても暗くて、視力の低い私にとっては足元があやうく心配な感じもありました。砂利道注意。
手持ちの提灯なども販売されていて、照らしながら歩く方々も見えました。
ライトアップされた歩道が幻想的だなあ。
園内では様々な光の演出が行われていました😊
栗名月とは、十三夜の月のことを言うそうです。
この時期に収穫してお供えした作物にちなんで、十五夜は「芋名月」、十三夜は「栗名月」と呼ぶそう。
かつては、十五夜と十三夜の2回お月見を楽しんでいたそうです😌
月を愛でる生活って、豊かだなあ。
ガイドさんがいらっしゃって、お茶室について説明してくださいました🤗
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「潮入の池(大泉水)」に到着しました。
この日は満月でした。
次第に月が高くなります。
潮入の池とは、東京都公園協会のサイトによると「海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式」なのだそうです。
江戸の庭園では都内唯一だそうです。
潮の満ち干によって変わるってとても興味深いです。
暗くて深さなどがよくわからなかったのですが、今度はまた昼間にも来てみたいなあと思わされます😊
この池をのぞむ「中島のお茶屋」で、休憩することにしました。
お茶屋さんからは満月がたいへん美しく見えます。
池を眺めながらお茶をいただけます💛
この日は抹茶のセットと日本酒のセットを選ぶことができました。
私たちはお月見限定の「抹茶セット」を選びました🤗
満月と池が美しく、10秒程度の動画を撮りました。
虫の音が賑やかです。
涼しくて、外でゆっくりするのにちょうどよい気温でした。
暖かい抹茶をいただきながら月と池とお庭の美しさにひたるひと時。
このように月を愛でる時間を大切に過ごしていたかつての人々の、自然を楽しむ心の豊かさを思いながら、友人と月と場の美しさを語らうひと時。
ありがたいなあ・・・。
周囲の方々の声が聞こえてくるのもまたよいですね。
皆さん同じように楽しんでいる。そういうのなんだか嬉しくなります。
実は、この日行われていた「船上雅楽」を私たちは見たいと思っていたのですが、うっかり池の場所を間違えていて見逃してしまいました。
ざっくりスケジュールで動く友人と私のやりそうなことです😊💦
そんなこんなで「じゃあまた来年、見に来よう!」と話をしました。
次回の計画を楽しみにできるということで良しとしましょう。
船上雅楽はかつて将軍が楽しんでいたと言われる遊びで、それを再現する企画ということでした。
来年の楽しみに😊
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園内にはお月見台があり、お供えされていました。
お団子が結構大きくて気になります😊
温州みかん1個分くらいありますかね?
カラスが持って行っちゃったりしないのかなー?
さあ、園内をゆっくり歩きながら出口へ向かいましょう。
新橋、浜松町のビル群から隔離されたような静かなひと時、とても不思議に思われます。
そういえば、夕食をまだいただいていませんでした。
ちょっとお腹が空いたので、出口近くの屋台でお団子をいただきました。
1個が大きい。ホカホカしています。
ほんのり甘い生地に甘辛いお醤油がかかっていて、おいしかったな😊
お腹が落ち着きました。
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お天気にも恵まれ、仕事後に心ほぐれる素敵なひと時を過ごすことができました。
夜間のイベントって歩くだけでも楽しいですね。
日々生活していると何かすることばかりをつい考えてしまいますが、今回のように、静かに座って暖かいお茶をいただきながら月を眺めるひと時の豊かさを体感すると、日常生活でも一度動くことを止めて自然を見つめ感じる時間を持ちたいなあと思わされます。
ありがたいことです。
浜離宮はこれからの季節、紅葉も楽しめるそうです。
春には菜の花と桜も美しく咲く庭園で、そういうえば昔々桜の季節に来たことがあったなあと思い出します。
また訪れたいです💛
長い記事を最後までご覧くださってありがとうございました😌
▼浜離宮恩賜庭園 サイト
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