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Billyrrom初ワンマンライブ@渋谷WWWレビュー
彼らのことは、今年(2022年)10月の大阪のミナミ・ホイール(以下ミナホ)というライブ・フェスで初めて観た。
ミナホのタイムテーブルを見ていて、バンド名の由来を説明していた一文「敬愛するビル・エヴァンスが〜」というところが気になって、仲間数人と一緒に会場に行ってみた。
バンドの編成は、ボーカル、キーボード/シンセ、ギター、ドラム、ベース、そしてDJ/VJという、音数の多い編成。
楽器が多いとライブの満足度が高くなることが多いので、楽しみだった。
しかもメンバー全員が現役の大学生。若さ溢れている。
ミナホはデビュー間もないバンドも多く出演しているので、演奏の質とかには気にせずに、エッセンスと言うか、キャラクターの質みたいなところを期待して観に行ったのだがー。
始まってびっくり。めっちゃくちゃカッコいい。
めっちゃくちゃ、ファンキー。
こんなカッコいい子たち、今までどこで何してたの!?!
なんでもっと有名にならないの!!??と思った。
デビューしたばかりだから、しょうがないのだが。
30分ちょっとのライブが終わり会場の外に出て、人でごった返す商店街の真ん中でスマホを開き、すぐに東京のワンマンのチケットを取った。
ミナホ最終日 2022年10月10日の記憶。
それから約2ヶ月。
ずっと楽しみにしていた、ワンマン。
ボーカルMolの歌唱力と、青春
のっけから、一番好きな曲「Danceless Island」が演奏された。やっぱり、めちゃくちゃカッコいい。
客層がとても若い感じで、メンバーの知り合いも沢山来ていたようだった。
本人たちもファンも待ちに待った初のワンマンで、冒頭のMCにも熱が入る。
客席から「泣いちゃうよー!」という黄色めな声が聞こえた。アットホームというと少し年齢の感じと合わないが、なんだか友達の少し豪華な発表会に混ぜてもらっているような雰囲気だった。
それでも、居心地は悪くなかった。この客席含めた若い衆まるごと、応援してあげたいなと思う、そんな感じだった。
すぐ後ろにいたメンバーの友達らしき数人が、開演直後は「ずっとニヤけてんなぁ、あいつ〜」とチョケていたが、終盤は全員無言。真剣にバンドを見つめていた。
あぁ、なんか懐かしい、この感じ。
自分の仲間の誰かが一足先に成長の階段を登ってる気がして、少し圧倒されて、嬉しいのか悔しいのか自分でも分からない。頬を赤らめて、ただ見つめるしかない感じ。
若いって、いいな。バンドメンバーにも、それを見つめる友達にも、可能性があふれている。
彼らの中で展開される青春の1ページを、共有してもらった。
バンドメンバーは、本当に楽しそうだった。
時折、ドラム Shunsuke の方を見てタイミングを見計らったり、ギター Rin のソロに酔いしれて、お前のギターたまらんぜっ。と言わんばかりに微笑みを返したり。
この楽しそうな雰囲気を、歳をとっても保ったまま、メジャーになってほしい。
このバンドの一番の魅力はファンキーさだと思う。
リズムの縦のラインを拍子にピッタリ合わせたというよりかは、粘っこくハネていて、それでいて速いテンポ。
配信楽曲でも十分にその魅力は感じられるが、生音で聴くと、より一層カッコいいので、ぜひどこかで聴いてほしいです。
更に、ボーカルMolの歌唱力、声色、そしてルックス。
年の割にはとても厚みのある声をしていて、聴き応えがある。渋い。
イメージだけど、ウェスタンハットを被ってアメリカの荒野を疾走するボロボロなピックアップトラックの中で熱唱する絵が合う感じ。分かりますかね?w
とにかく、お若いのにとてもたまらん声をしています。40近くなった私の胸にも響いてしまうのです、彼の声。
年内も数本フェスに出演しますし、来年2月にワンマンライブが追加公演になったので、ぜひチェックしてみてください。
hanata.jp