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マイノリティの数をカバーする

聴覚障害者、LiD/APDの人の映画鑑賞を補助するバリアフリー字幕。このバリアフリー上映があまりにも少なすぎると話題になることがある。その理由がバリアフリー上映を希望する人数にあると言われている。そもそも障害者の数は人口の10パーセントほど。マイノリティと言われるゆえんはそこにある。その中でさらに映画を鑑賞したい聴覚障害者・LiD/APDの人数はもっと限られる

一応この解決策はマジョリティ(この場合は健聴者)もバリアフリー上映を希望することでカバーできると思っている。

また、アメリカはもっとバリアフリー字幕がつけられている作品が多いと言われているが、その理由も勿論ある。日本が現在人口約1億と言われているのに比べ、アメリカは約3億。仮に総人口の10パーセントだとしても、日本の3倍は障害者がいることになる。すると、困っている人も多くなるため、その対策やバリアフリー化が進むのだ。バリアフリー字幕の製作会社も多いという。iPhoneの情報保障面が進んでいるのもそれが理由だろう。

だからといって、日本も遅れを取っていていいというわけではない。どうか世の中の障害者も健常者と同じように作品を鑑賞させてもらいたい。

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hanasoraen
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