005 ドキュメント

最近、好む物の傾向に変化が出てきている。

以前は、とにかくドキュメントが好きで、現実に起った出来事でないと観ていてピンと来なかった。自分以外の人の外側で、実際に起こった本当の事に興味があった。

それは、エグかったり、グロかったりする場合も多い。それを観て現実ってものを観念化していったのだと今は思う。

最近になって好むものをリスト化してみると、共通して特定の人物が関わっている場合が多いことに気がつく。

それは、俳優の小林聡美さんともたいまさこさん。

そして、映画監督の荻上直子さん、映画監督・脚本家でもある松本佳奈さん。

私が外側のドキュメントを好物にしていた時には、好きだけど、自分の中には入ってこなかった

WOWWOWで松本佳奈さん監督・脚本のオリジナルドラマ
"ペンションメッツァ"。キャストには小林聡美さんともたいまさこさんも名を連ねるとくれば、観たい!!! 2020年末に知ったとき、手帳に記すほど楽しみにしていた。

その方々が今、思うこと出すものどんな事を考えどうやってアウトプットしているのかを無性に知りたいのだ。

おや?

ここまできて突然、ハッと気づく

もしかして、私の好みの傾向は変わってないのではないか!?

興味が、外側のドキュメントから内側のドキュメントになっただけで、

結局はドキュメント好きなのは変わってないのではないか。と。

私はどうやら、内側のドキュメントなるものを、自分の感覚で探しているのようだ。

内側などは目では見えない、完全にそれぞれの人の感覚でしかない。

感覚なんて十人十色

そう考えると、多くの人の共感を得る作品を、公に発表できる人は

なんて柔軟なんだろうと、それだけで尊敬する。

わたしはまず、"私の内側のドキュメント"を刺激する多くの物に触れて、

曖昧なものを確信と思えるような体感繰り返していきたいなぁと、

ぼんやりと思った。

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