触れることが許されなかった新聞

今、とても憧れの新聞を読んでいる。私の新聞の行方は

10代 読売新聞の配達員さんが3回やらかしたために、10代半ばから毎日新聞
20代 毎日新聞と仕事場にあった繊維新聞とか業界新聞(業界新聞、おもしろいよ!)
30代 毎日新聞と時々日本経済新聞(日本経済新聞は株価ではなく、読みものがおもしろいよ!)
40代 毎日新聞といちご新聞

いちご新聞ですよ!はじめて読んだ!8割はサンリオさんの商品広告なんですが、2割の読みものが

よくできてる!ほんとうだよ!

amazonさんにいちご新聞がないから、noteに書いているんだけど、けして子ども向けで終わりな内容じゃない。私は去年の年末にいちご新聞1月号を生まれてはじめて手に入れて、今読んでいるのですが、

いちごの王さまの話、おもしろい。

毎月のメッセージもやさしい言葉で松下幸之助の『道をひらく』のように、どんな年齢の人でも日本語さえわかれば伝わるように書いてあるし、時事ネタもおさえながら、季節の行事にもふれている、老若男女問わない内容になっている。

私は今回はじまった『いちごの王さまのサンリオ歴史館』が、相当おもしろい。日本経済新聞の『私の履歴書』シリーズのサンリオ版といえば、わかってもらえるかもしれない。サンリオ創設者のストーリーです。苦労してますよ。しかも、エリートが苦労してますよ。そっち行くか〜!な内容なんですよ。漠然と『そういえば、うちにもいちご柄の湯呑がいくつかあったぞ』と思い出し、母に

「保育園だか幼稚園だか(保育園で壮絶な暴力が発生したため転園)、そのくらいの時にあった、いちご柄の湯呑は誰が買ったの?」と聞いたところ

「知らない。私は買ってない」と

想定外な答えが返ってきた。父親は買うわけがなく(わからない。意外性で買った可能性はゼロではない)、違うルートだとしたら、

祖父が先に生まれた人に買った可能性がある。それ以外のルートは、人から頂くとか?しか、わからない。謎すぎる。どこからあの超かわいい湯呑、やってきたんだ?今、ないんだけど。販売したら、湯呑は買うんだけど。

サンリオ出版は、憧れの存在だった。買えなかったから、よけいに憧れの存在だった。『詩とメルヘン』。今、ポエマーめちゃくちゃ溢れてるから、復活したら投稿あると思う。もうね、石投げると、俳優志望か声優志望かポエマーに当たると言っていいと思う。いろんなところから怒られそうだけど、もうね、ほんとうにそんな感じなんだよ。サンリオ出版のミニブック的な本を再編集して、100円均一的な売り方すると売れると思うよ。ずるい子はいるのは事実ではあるけど、そっちにフォーカスしないで、その5倍くらい、

いい子が多いの!

ほんとうだよ。親が経済的に豊かだという条件よりも、親が苦労してるの見て、ちゃんとして人から文句言わせない!っていうタイプのいい子もいるの!苦労はあること知っているやつはいいやつなの。

楽をしようとするやつが、下りがあることをわかってないんだよ!!!人生いつも水たまりだと思っている液体が、ある日突然沼に変わって、抜けられなくなったりするんだ。そこで抜けられるか、抜けられないか

あなた次第とは、言えない。まじで。ほんとうに。

ただ、日頃の行いが物を言うことはありがち。。。

で、いちご新聞だ。
ずっと読んでみたかったいちご新聞。
なぜいちご新聞を読むことができなかったというと、『先に生まれた人』の壮絶な意地悪のひとつに『先に生まれた人が読んでいる本や媒体を私が読むことを許さない。おまえは私が読んでいるものは

どれも読むな』という

不平等条約があった。しかし。。。

まぁ、ものを知るルートって、ひとつじゃないわけで。別ルートで先に知ってしまう場合がある。それ、やっちゃって、私はばかじゃないといけないんだけど、うっかり漢字とか読めちゃった時があって

めっちゃ殴られた。。。

いちご新聞なのだが、こう、さぁ~と読んでみると、いちごの王さまが一貫して伝えたいメッセージ『みんななかよく』が読者だった私より年上の人に

まったく伝わっていなかった。。。というのが。。。なんていうかこう、

ジワるんですよ。じわじわくるんですよ。うわぁ~、まったく伝わっていなかった~!いちご新聞のポスターとか貼ってても、伝わっていなかった~!

内容はほんとうに良いんですね。なんていうか年上の人の気持ちは私には理解できないけど、

ステキなもの、ひとりじめか?

というマインドなのかな?と。それはあまりにも

戦争をするような考えだよね。全部、自分のもの〜!暴言暴力奮っても自分のもの〜!どういうことをやっても、勝てば正義〜!。。。ということがあってはいけないから、「参りました」という言葉があるんだろうな。棋士すごいな。

今年購読をはじめたいちご新聞は、1年読むことにした。それはまるで

自分が失った時間をとりかえすようだ。
すぐ手に届くところにあったのに、まるで今のコロナで傍にいることが許されないような状態。ほぼ飲食店の感染対策と一緒。

私の憧れのサンリオ。
買えなかったサンリオ。
私は

今もサンリオを愛している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?