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有線派を黙らせた最強のワイヤレスイヤホン - NUARL N6Pro -
ワイヤレスイヤホンが主流となりつつも、ずっと有線派であった私。
有線の良さは、なんといっても価格の安さ、音質の良さ、充電がいらないなどの機能性の充実さ。
1000~3万円程度までのイヤホンを使ってきた私からすると、ワイヤレスイヤホンはどうしても満足いかないものであった。
そんな常識を変えたのがこの NUARL N6Pro
NUARL 聞いたことのないメーカーだと思う。
NUARLは国内の新興オーディオブランドで、「NEUTRAL + NATURAL」という言葉から作られた造語のブランドである。
今回はその中でもVGA2020を受賞した NUARL N6Pro をレビューする。
①NUARL N6Proのスペック
NUARL N6Proのスペックをざっと列挙する。
Color:マットブラック / レッドカッパー
寸法:本体 W26.0×H30.0×D20.0mm (7g)
充電ケース W72.0×H37.0×D38.5mm (45g)
連続再生時間 : 約11時間
充電時間:約1.5時間
合計再生時間:充電ケースとの組み合わせで最大55時間
Bluetooth接続:Version5.0/Class2/マルチペアリング4台
耐水性能:IPX4相当(水の飛まつに対して保護。)
操作:物理ボタン3種類、左右有効
特筆すべき点はなんと言っても、合計再生時間。
充電ケースとの組み合わせで最大55時間は充電を忘れがちな私でも十分すぎる時間である。
3日に1回充電すれば足りるという感じなので、充電忘れで使えないということはほとんどない。
ついでに、付属品も充実している。
充電用USB TypeCケーブルに加えて、NUARL のイヤーピースとは別に
SpinFit CP360が付属する。
これの使用感、とりわけフィット感が良く、イヤーピースにこだわりたい派の方にもセットでついてくるお得感が良い。
②NUARL N6Proの音質
音の特徴は、高音がきらびやかで、一音一音がクリアで明白な音である。
どちらかと言えばモニターのような自然さを感じる音である。
音像は近すぎず、遠すぎず、絶妙な距離感を持つ。
そのため、ボーカルをメインで聞きたい方、ジャズ・オーケストラなどの繊細な楽器の音を聞きたい方にはぴったりの音質である。
筆者はヨルシカが大好きなのだが、そういった音楽にはぴったりの設計となっている。中音域〜高音域の透明感、立体的な音の響きが特徴的である。
③NUARL N6Proのデメリット
デメリットといえば、低音感である。
楽器で言うベースの帯域(120~300Hz)あたりは十分に出ているのであるが、
80Hzを下回ったバスドラムの音などはやや落ち着いた印象を受ける。
そのため、ハードコアやメタルを聞く方には向かないかもしれない。
かという私も低音大好き人間で、JVCのXXシリーズ(低音が激しい)を使用していた。そのためやや足りないと感じるだけであり、一般的なイヤホンからの乗り換えであれば全く違和感がないだろう。
この低音がやや落ち着いた設計は他の楽器、特に高音域を効かせるために設計されており、低音が落ち着いているからこその音質の良さが成り立っていると感じる。
1、2週間も使ってしまえばその音質の良さの虜になってしまうだろう。
④まとめ
こちらはmonographの堀口さんがレビューしている動画。
より詳しい使用感や操作感を知りたい方には見てもらいたい。
NUARL N6Proは機能性も抜群であるが、
このコンパクトさとマット感のデザインはお洒落でつい見せたくなる。
もし、2万円以下で高品質なワイヤレスイヤホンが欲しい方はチェックしてみてほしい。間違いなく世界が変わるイヤホンである。
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