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あの文豪たちもここにいた

先日、京都の東山にある「ウェスティン都ホテル京都」に宿泊してきました。

2021年にリニューアル、新しい温泉もできたということで前々から行ってみたかったホテルのひとつです。

せっかくなのでチェックインよりも早めに到着。まずは都ホテル京都の歴史を展示しているスペース、「都ギャラリー」へ。

1890年に創業以来、多くの賓客が訪れており、写真や署名、当時使っていた食器や家具などの調度品も展示されていました。

そして・・

展示パネルを読んでいると「川端康成の写真志賀直哉の署名」が飛び込んできました。

川端康成

パネルの説明によると、川端康成が当ホテルの和風別館「佳水園」を気に入っていたらしく、「古都」を書いているときにはしばしば滞在していたそうです。

「この場所に川端康成がいた」と思うとちょっとふしぎな感じ。

川端康成「古都」63歳の頃
静かな場所に佇む「佳水園」

志賀直哉

ちょうど年末にAudibleで志賀直哉の作品を聴いていたので思わずテンションがあがりました。

もともと引っ越しが多かった志賀直哉。京都にも住んでいたことがあるので、度々このホテルを訪れていたのかもしれません。

右上

志賀直哉が住んでいた京都の家ですが、残念ながら2019年に取り壊しになってしまいました・・

奈良のほうはまだ残されています。志賀直哉旧居

「都ギャラリー」は本館2階にあり、宿泊者でなくても自由に見ることができます。こじんまりとしたスペースですが、個人的にはとても落ち着ける空間でした。

新しい温泉「華頂SPA」。清潔で広々としていて気持ちよかった😀

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