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【龍谷ミュージアム】仏にしたがう仲間たち

西本願寺の前にある龍谷ミュージアム。
仏のそばにいる眷属けんぞくの展示会にいってきました。

眷属ってなに?ですが、仏のまわりにいる従者です。
仏ばかり見ているとつい見逃しがちですが、しっかり仏の足元などにいます。😀

館内では、仏教の思想や文化、アジア(インド、ミャンマーなど)全域での仏教、日本の仏教の歴史などを紹介。やはり実際にみると圧倒されます。

老若男女、真剣に見入っている方が多く、また、掛け軸の前ではメモ書きを熱心にされている方もいらっしゃいました。

こんな昔のものが目の前にある。と思うとまさに感無量・・・

さて、展示の経典を見ていると、コピー機のない時代なのに信じられないほどの「美文字」で驚かされます! 間違うことなく書き続けるってすごいなーと思いながら。

ロビーでは小冊子(無料)が置かれていたので、一冊いただいてきました。


以下、上の小冊子より仏教のことばを一部抜粋しますね。

愚かな者を道連れにしてはならぬ。

「とってもやさしいはじめての仏教」P20

智慧を持っていなかったり、志が違う人がいたら無理をしてまで付き合う必要はない。そんな人たちに振り回されるなら、孤独でいたほうがいい。

すべてのものは、来ることもなく、去ることもなく、生ずることもなく、滅することもなく、したがって得ることもなければ、失うこともない。

「とってもやさしいはじめての仏教」P22

この世のものは見えるけれども、どれも実体のない幻のようなものなので、執着しなくていい。物事は追わず、求めず、ありのままに受け入れれば執着は生まれない。

2024年早々、どこかそわそわして夜、あまり眠れない。そんな日が続いていたのですが、おいしいものを食べたり、今回のように展示会にいくなどしていると、だんだん心が落ち着いてきました。

あと、自宅にある、まだ読んでいなかった本のいっき読みをしています。
読書のいいところは、余計なことを考えずに、ひたすら本の世界に浸ることができること。

それが今の私にはありがたいです。
ちょうど、たまっている積読の本の整理もできてうれしいですね。

今年は、いままで以上に美術館にいき、そしてたくさん本を読みたいと思います。

▪️▫️ CAFE▫️▪️
龍谷ミュージアムにはカフェもあります。