暗夜行路
志賀直哉 60歳。
長編小説。大きくてずっしり重たい「百科事典」のような本。表紙は文字のみですが、本体には挿絵が8枚も入っています(ページに貼り付けているタイプ)。
これまで数多くの本を紹介してきましたが、「口絵、挿絵」を担当した人の名前が紹介されていない場合がほとんどでした。ところがこちらの本では1ページを使い、丁寧に紹介してくれています。(ありがたい)
本の装丁には著者の思いがこめられています。なので私としては是非知っておきたいのです。
著者 志賀直哉
発行所 座右宝刊行会
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白樺派、近代文学を代表する小説家の志賀直哉。明治〜大正〜昭和と生き抜き、1949年に文化勲章受賞。米寿88歳でこの世を去りました。
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個人的には・・著者が引っ越し魔だったのは意外でした。でもさまざまなところに住むというのは、それだけ新しい気づきが増えるということ。小説家にとって貴重な経験が積み上がるのでしょうね。