ソライロノハナ
萩原朔太郎 27歳。詩人。
自筆歌集の「ソライロノハナ」。
和紙で綴じられている小さな素敵な本です。
ソライロノハナ 1913.
空色のリボン 紫の綴じ糸 ・・・白色の紙とのコントラストが美しい。
「空いろの花」
写真は朔太郎自身。利根川べりで撮影されたもの。
自叙傳(伝)。
薄紫色のマーブル模様紙が空想の世界へと導く。
優しさを感じる繊細な字体。
手づくり感にほっとする詩集。
みているだけで落ち着くセラピーのような本。
裏表紙の真ん中に、てんとう虫(幸運のシンボル)が可愛らしく描かれている。
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日本近代詩の父とよばれる萩原朔太郎。
群馬県前橋市に「萩原朔太郎記念・前橋文学館」があります。