情報の扱い方
外から見るだけじゃ分からないことって沢山ある。
情報は立体であり、別の角度から見ると全く違う景色が見えることもある。
それなのに人は早とちりや思い込みで判断してしまう。
例えばコロナがはやり実家に帰省している人達を非難する人がいるが、その人がどのような状況で帰省したのか知って避難しているのだろうか?
もしかしたら仕事がなくなって、家賃が払えなくなったかもしれない。
もしかしたら寮休んでるところが閉まって帰らざるを得ないかもしれない。
もしかしたらネカフェ民でネカフェが営業していないかもしれない。
裏の情報なんてニュースでは報道されない。
誇張されたり、ネタになるものしか放送しない。
それでも嘘は流してないのだから。
そんな現状を分かっているのにそれでも流れてくる情報だけで判断するのはおかしくないだろうか。
国民は等しく社会的に良い暮らしを過ごせる権利がある。
もちろん、変なことをする人も迷惑をかける人もいるのは事実だが、その人たちに人権がない訳でもない。
ただ、良くないことを良くないということ、良くないことをしないということは誰もが行わなければならないことではある。
それでも関係の無い人がその人を非難するのは少し違うような気もする。
感情が入ると難しいことはよくある。
それでも何が正しいのか。自分は間違っていないのか。偏った見方をしていないのか。
そこについて立ち止まって考える必要はあると思う。
個人の感想を持つのは自由だが、それが正しい事のように発信し、人を攻撃するのは言論の自由ではないと思う。
あくまで私たちはみんな等しく尊い存在であるのだから。
上下がないので、正しかろうと間違っていようと他人を傷つけていいということはない。
情報を偏った見方でしか見れないのであれば尚更。
自分がそんなことをしていないか客観的に見なければならないと思ってしまった。
コロナで誰しもが不安になっていて、まいにち良くないニュースで溢れているので、平和な日々が戻ってくるのを願っています。